「バーニングサン事件」以降売上高が急落したと訴訟を起こした「アオリラーン」元店主が敗訴した。
ソウル中央地裁民事合意27部(イム・ジョンヨプ部長判事)は同日、アオリラーメン店主2人が本社であるアオリF&Bを相手にそれぞれ1億6000万ウォンを支払ってほしいと、提起した訴訟で、原告の請求をすべて棄却した。
店主2人はバーニングサンの元従業員A氏とバーニングサン代表イ・ムンホ氏の母親である。彼らはV.Iが関与したバーニングサン事件以来、売上高が急激に落ち、昨年4月末には店舗を閉めたと主張して訴訟を起こした。
裁判所は「加盟契約上、加盟本部に(ブランドの)評判を維持する義務が認められる」と述べながらも 「その名声の維持義務に社外取締役個人(V.I)の評判を維持する義務は含まれていない」と判示した。
続いて「商法によると、他人に損害を加えた場合を除き、損害賠償責任がない」とし「バーニングサン事件はラーメンの品質に影響を及ぼさず、加盟契約締結当時のV.Iを促進販促手段として活用したという事情だけで本部が彼の名声の維持義務を負担すると暗黙的に合意したと見るのは難しい」と述べた。