俳優のイ・ビョンホンが、実在する人物の演技が創作された人物を演じることより難しかったと語った。
イ・ビョンホンは今月15日午後にソウル龍山区(ヨンサンク)CGV龍山アイパークモール店で行われた映画「南山の部長たち」(監督:ウ・ミンホ)のマスコミ配給試写会および記者懇談会で「実際の事件や実存する人物の演技がはるかに大変な作業であることを切実に悟った」と述べた。
そして「それで監督があらかじめ準備していたこれまでの資料の数々と資料だけでなく、一人で調べることができるさまざまな方法を選んで、完全にそのような事々に頼りシナリオに基づいて演じた」とし「もし個人的な考えや個人的な感情を、ある程度あるレベルの感情をすり減らすことでも、少しでも歪曲されるのではという気持ちがあったので、慎重にただシナリオに基づいてその中で人物が見せようとする感情を表現しようと気を使った」と説明した。
「南山の部長たち」は、大統領殺害事件から40日前から事件当日までの物語を、1人の人物の心理を中心に解き明かす映画だ。
同名のノンフィクションベストセラーを原作にしている。原作は1990年から東亜日報に2年2か月間連載された取材記を基にし出版され、日韓両国で計52万部が販売された。原作者のキム・チュンシクは「南山の部長たち」だけでなく、さまざまな取材を通じて韓国記者賞を2度受賞した。
イ・ビョンホンは「南山の部長たち」で憲兵より上にいる第2の権力者、中央情報部長キム・ギュピョン役を演じた。イ・ソンミンが1961年の5.16軍事クーデターから1979年にいたるまで、韓国を独立政治で掌握したパク・トン役を演じた。
また、クァク・ドウォンが中央情報部の権力が頂点に達した時期、中央情報部長として権力を振り回して退くことになった後、アメリカで大韓民国政府の不正と実体に対して告発していたパク・ヨンガクを演じた。イ・ヒジュンがパク・トンの存在を信念のように考え、忠誠を誓う警護室長のクァク・サンチョン役を演じる。
一方、「南山の部長たち」は今月22日に韓国で公開される。
WOW!korea提供
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