韓国男性グループ「X1」のメンバーだったキム・ヨハンが、グループ解散後初めて心境を告白した。
キム・ヨハンは8日、自身のInstagramにファンへのメッセージを込めた手書きの手紙を掲載した。
キム・ヨハンは「久しぶりの書き込みなのに、笑顔でいいお知らせを伝えることができなくなった。『X1』として活動するなかで、家族のような兄さん・友達・弟たちと泣いて笑って気持ちをひとつにして、成長しながら多くの事を感じ、学ぶ時間だった」と伝えた。
また「僕に興味を持ってくれた皆さんと僕たちの『ONE IT』のおかげで溢れるような大きな愛情を感じることができました。『X1』として同じ道を歩むことはできませんが、最後までお互いを応援しようとメンバー同士で約束しました」と話した。
続けて「僕たちにくださった愛を、メンバーたちとひとつひとつお返ししていこうと約束したのに、守ることができなくてごめんなさい。一緒ではありませんが、それぞれの場所でひとつひとつお返ししていきます」と付け加えた。
最後に「僕にとって本当にプレゼントのような時間、幸せな時間でした。僕も一生懸命頑張って、待って下さる皆さんのそばに、よりよい姿で早いうちに会いにいきます」と手紙を締めくくった。
OUIエンターテインメントの練習生だったキム・ヨハンは、去年放送されたMnet「PRODUCE X 101」に出演し、最終順位1位で「X1」のメンバーになった。
しかし「PRODUCE X 101」は昨年7月の放送終了と同時に、順位操作疑惑が浮上し、騒動になっていた。その後ソウル中央地検は捜査のすえ番組の演出を担当したアンPDとキムCPを業務妨害及び詐欺の疑いで拘束、起訴した。彼らはシーズン3である「PRODUCE 48」とシーズン4である「PRODUCE X 101」で、最終デビューメンバーをあらかじめ決めた状態で投票数を操作したことが明らかになった。
これにより「X1」、「IZ*ONE」は活動を休止し、「PRODUCE」シリーズを放送したCJ EMNは昨年12月30日に謝罪をした。ホ・ミンフェ代表は放送の操作について謝罪をし、「X1」の活動再開を支援すると明らかにしていた。
しかしメンバーの各所属事務所は6日に話し合いのすえ、活動をしない、つまり解散をするという決断を下した。そして「各メンバーの所属事務所と全員の合意を原則に競技を行ったが、合意に至らなかったため、解散を決定した」と発表された。
WOW!korea提供