いつでもポーンと出てくる決まり文句を覚えておくことが、外国語を話すときの一番のポイントです。そんな理由から、韓国語を学び始めた人が最初に覚えるべき言葉を厳選して紹介します。
重要な5つの言葉
「チョアヨ」（좋아요）
好意を持つ人の目の前で瞳を見つめながら「チョアヨ」と言えば「愛しています」になってしまいますが、そういう状況は少ないと思います。日常会話で気軽に「チョアヨ」と言えば、「いいですよ」「オーケーですよ」という意味です。
「ケンチャナヨ」（괜찮아요）
この言葉は「大丈夫です」「構いません」という意味です。韓国人の性格を評して「ケンチャナヨ精神」とよく言いますが、これには「なんでもオーケー」といったニュアンスがあります。親しみがこもっているのですが、一方では「いい加減」という意味も含んでいます。もちろん、人間関係を円滑に進めるときに「ケンチャナヨ」という言葉はとても重宝します。
「オッテヨ？」（어때요？）
「どうですか？」とか「どうなの？」という問いかけの言葉です。韓国の人は「オッテヨ」をよく使います。道でばったり会ったときも、言葉の口火として「最近はどう？」という意味で「オッテヨ？」と呼びかけたりします。
「チュセヨ」（주세요）
日本語の「～ください」に該当する言葉です。お店に行ったときに何かを選んで「チュセヨ」と言えば、「～ください」という意味ですから「買います」という意思表示になります。なんでも指さして「チュセヨ」と言えば、それで買い物ができます。
「アンデヨ」（안돼요）
この言葉は「駄目ですよ」「できませんよ」という意味です。旅行に出たときは、観光地などでいろいろと勧誘されることもありますが、きっぱりと断るときはこの言葉が便利です。
文＝康 熙奉（カン ヒボン）
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コラム提供：ロコレ
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