「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.103 「2020年の話題作」

韓流エンタメが盛り上がる

パク・ソジュンは、『キム秘書はいったい、なぜ?』で究極のナルシストを演じたが、今度は一転して野望に燃える強烈な若者を演じる。キャラクターがガラリと変わるが、このあたりをパク・ソジュンがどのように演じ分けるかに注目している。
その『梨泰院クラス』は、2020年1月31日から韓国のJTBCで放送される。
3つ目は映画『徐福』だ。
何と言っても、最高度の人気を誇るパク・ボゴムとコン・ユのダブル主演というところが最大の魅力だ。
パク・ボゴムが演じるのは人類初のクローン人間。いわば複製人間なのだが、この特異なキャラクターをパク・ボゴムが魅力的に演じる。
そのクローン人間を取り込もうとして奮闘する国家機関のエージェントに扮するのがコン・ユだ。
この『徐福』の撮影は2019年10月に終わったが、コン・ユは「本当に大変な撮影でした」と語っていた。それくらい、アクションシーンも迫力満点なのだろう。

映画『徐福』は2020年の上半期に公開される予定だ。
以上の3本が2020年の注目作である。
パク・ボゴム、コン・ユ、イ・ミンホ、パク・ソジュンという人気俳優が競って韓流エンタメを大いに盛り上げてくれるだろう。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

2019.12.28