”新人賞2冠”パク・ユチョン、良い映画俳優の誕生

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それはまさに、栄光の現場だった。「第51回大鐘賞(テジョンサン)映画祭」で新人男優賞の受賞場面は、今更ながら「アイドルの威力」を感じさせてくれる現場だった。

その中心にはJYJでもあり、俳優のパク・ユチョンがいた。しかし、アイドル出身のタイトルは少なくても映画界では、彼にどのような制約にもならないことが明らかだ。パク・ユチョンはこの日、映画「海霧」で新人賞2冠王に輝いた。彼は21日ソウル汝矣島(ヨイド)のKBSホールにて俳優シン・ヒョンジュン、オム・ジョンファ、オ・マンソクの司会で開かれた「第51回大鐘賞(テジョンサン)映画祭」授賞式にて、自身が主演を務めた映画「海霧」で新人男優賞を受賞する栄光を抱いた。

「海霧」は彼のスクリーンデビュー作。去る2010年「トキメキ☆成均館スキャンダル」をはじめとして、「ミス・リプリー」、「屋根部屋の皇太子」、「会いたい」、「スリーデイズ」などで存在感を現ししたパク・ユチョンは「敷居 が高い 」スクリーンを軽くジャンプ、初の挑戦に大きな成果を出した。

さらに「海霧」は第51回大鐘賞が大きな価値を置く、興行性にもぴったり合致する映画ではなかったにもかかわらず、イム・シワン(弁護人)、ヨ・ジング(ファイ 悪魔に育てられた少年)、などの強力な候補者達を抑えて新人賞を掴んだという事実が、大きな意味がある。

「海霧」にて彼は、外的には体重を増やして、技術的にはなまりを習得し、純粋な末っ子の船員ドンシク役を感性的に表現した。キム・ユンソクなどのカリスマ溢れる演技派の先輩達と共演しても押されないエナジーを見せた。

パク・ユチョンは「第34回韓国映画評論家協会賞」にて新人男優賞のトロフィーを獲得し、今回の受賞で今年の映画授賞式にて既に2冠王に輝き、一層大きな喜びを手にしたパク・ユチョンは来月、開催される「第35回青龍映画祭」授賞式にてどんな結果を得るのか注目される。

この日、舞台に上ったパク・ユチョンはにっこり笑って「本当に受賞するとは思わなかった。心から感謝します。今年『海霧』で映画に初めて挑戦しましたが、すべてのスタッフや俳優たちに感謝する。今年が20代最後の年なんですが、このような大きな賞を受賞できて嬉しいです。これからも一生懸命します。」と受賞の感想を伝えた。

2014.11.22