Mnetのアイドルオーディション番組「PRODUCE X 101」得票数を操作した容疑をもたれている担当PDなど制作陣側が「過ちについては処罰を受ける」としながらも「可能ならば、非公開裁判にしてほしい」と要請した。
ソウル中央地裁は20日、業務妨害と詐欺容疑で拘束起訴されたMnet所属アン某PDとキム某CP(総括プロデューサー)ら8人に対する第1回公判準備期日をおこなった。公判準備期日には被告人出席義務がなく、アンPDらは出席しなかった。
制作陣側の弁護人は「公訴事実の基本関係を概ね認める」とし「ただし、詐欺罪や一部の業務妨害罪に対して、果たして見込みの可能性があるか、法理的に主張する予定であり、背任収賄罪は一部金額が異なり、不正請託を認めることができるかについて、今後弁論する」と述べた。
弁護人は「被告人らは過ちについて処罰を受けるという立場だが、この事件により明らかになった事実はまったくわからない」とし「(記事の書き込みなどを見ると)とても誤解されている状況で、証人も出てくることを嫌っており、可能でならば非公開裁判ができるようにしてほしい」と述べた。
これに対して裁判所は「同事件により、副次的な被害が生じることは防がなければならないと考える」とし「十分念頭に置いて調整する」と述べた。
所属練習生を有利にしてほしいという趣旨でアンPDらに金品などを提供した容疑で裁判にうつされた芸能事務所の職員らは「接待提供は正しいが、不正請託はなかった」という趣旨の主張をしている。
一方、アンPDらの2回目の公判準備期日は来年1月14日午前10時20分に開かれる。
WOW!korea提供