BTS 、MAMAMOO、JANNABIらの躍進!今年もアツかった!! 2019 年 韓流エンタメを振り返って

韓流ドラマはマニアックな職業にフィーチャーした作品がヒット!

学歴社会を風刺した『SKY キャッスル~上流階級の妻たち~』〈JTBC〉のメガヒットで始まった 2019 年。
巷ではパロディやセリフが流行するなど、社会現象を起こした。ラブストーリー系では“眼球浄化”カップルパク・ボゴム&ソン・ヘギョの W 主演作『ボーイフレンド』〈tvN〉のような正統派ストーリーもありつつ、リアル路線が主流。キャリア系アラサー女子たちの仕事と恋愛を描く『検索ワードを入力してください:www』〈tvN〉などがヒットした。

「制作費負担」などの理由で昨年制作が激減した時代劇は、今年復活。『ヘチ 王座への道』『王になった男(原題)』など、11 作品が誕生した。

今年はマニアックな舞台や、視聴者に馴染みのない職業にスポットを当てるドラマも目を引いた。例えば、『特別労働監督官チョ・ジャンプン(原題)』〈MBC〉は、雇用労働部に勤務する労働監督官が主人公。痛快で面白い脚本もさる事ながら、主人公役のキム・ドンウクの熱血っぷりがよく、『MBC 演技大賞』では賞レースに食い込んでくる予想。

KBS 系列では“刑務所の医師”を主人公とした『ドクター・プリズナー(原題)』が大ヒット。『KBS 演技大賞』は、今作で主人公を演じた“ゴッドグンミン(演技の神+ナムグン・ミン)”ことナムグン・ミンと、彼の対決相手役を演じたキム・ビョンチョルの主演男優賞&助演男優賞 W 受賞が有力視されている。『SBS 演技大賞』では、視聴率 20%を超えた『熱血司祭〈原題〉』に注目。元特殊部隊出身の司祭というユニークな役柄に挑戦し新境地を開いたキム・ナムギルが初の大賞受賞となるか、期待がかかる。

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2019.12.18