9人9色の宝箱のような魅力と圧巻のライブパフォーマンスでファンを魅了し続けているボーカールグループZE:A(ゼア)。
韓国ではソロ活動も活発に行われ、ドラマ、ミュージカル、バラエティー、CM等多数出演し、見ない日はないほど幅広い世代で支持され、人気を博している。
今年6月、韓国で約10か月ぶりにアルバム「First Homme」でカムバックを果たしたZE:Aだが、その中でケビン、テホン、ヒチョル、ミヌ、ドンジュンが来日。
11月15日(土)東京・渋谷TSUTAYA O-WESTにて「ZE:A Five Show」を昼夜2公演開催し、ファンから熱い応援を受けて大盛況で飾った。
メンバーの名前入りのうちわやペンライトを手にしたファンで埋め尽くされた会場は彼らの登場前からファンの熱気に包まれていた。
赤と黒を基調としたそれぞれの個性が光る衣装でケビン、テホン、ヒチョル、ミヌ、ドンジュンが登場!
「後遺症」でオープニングを飾ると大歓声が沸き上がり、会場のテンションは早くも最高潮へ。
称賛が込められた大歓声に迎えられ再びパフォーマンスするメンバーたち。
ファンの応援を受け、熱いステージを届けた後はあいさつへ。
「みなさん、こんにちは。僕たちはZE:Aです!」と全員で声を合わせたあとは、ヒチョルが「お元気でしたか?」とファンへ投げかけ、テホンに「テホンくんも久しぶりですよね」と促すと、「みなさん、本当に、お久しぶりです」と応えるテホン。
今年、総合格闘技のデビュー戦での負傷が心配されたテホンだが、「心配かけて、本当にごめんなさい。僕はもう大丈夫です。心配してくれて本当にありがとうございます。これからもっと、がんばります」と笑顔を見せた。
ケビンが「ケビンのコンサートです。今から、スペシャルなステージがあります。みなさん、楽しんでください」と自身の紹介で、ソロコーナーへ。
ケビンがDJを務めるラジオ番組「HOT BEAT」で歌ったというCiaraの「Sorry」を真紅のスーツを着こなし、身体でリズムをとりながら歌うケビン。
その美しい歌声にファンたちはうっとりと聴き入った。
グリーンのジャケットに着替えて登場したテホンはソロステージをケビンからバトンタッチ。
「みなさん、本当に会いたかったで~す!」と声をかけ、パク・ヒョンビンの「シャバンシャバン」を熱唱。
軽快なテンポで繰り広げられるステージに会場のファンもノリノリ。
「みなさん、シャバンシャバン、一緒に歌ってください!」と途中からは日本語で歌うテホン。ファンの応援には握手で応えるなど熱いファンサービスと演歌歌手?!テホンとしての新たな魅力で会場を魅了した。
雰囲気を一変し、続いてはヒチョルのソロステージに。
七三に分けた髪型とブラックのネクタイに赤いロングジャケットスーツがよく似合うヒチョルは、自身が作詞作曲した曲を見事なラップと共に披露すると会場のペンライトが大きく揺れた。曲の終盤では4人もステージに再登場し、ヒチョルのステージをいっしょに盛り上げた。
MCが登場し、トークコーナーへ。
改めて、日本のファンを前にした気持ちを聞かれると「しあわせです」と全員が即答し、ファンを喜ばせた。
ソロステージを終えた3人がMCから選曲の理由を尋ねられると「みなさんの為に準備しました」とケビン。
テホンが「僕は演歌が好きです。本当に、本当に好きです」と答えると瞬時にケビンが「未来の演歌おやじです。テホンは(笑)」と会場の笑いを誘った。
「僕が作詞作曲しました」というヒチョルに続いて、日本の歌手・俳優と組み3Piece☆Lovers (スリーピースラバーズ)として日本デビューした経験のあるミヌがかつてそのグループで良くやったとのことで提案したゲームで対決することに。
トイレットペーパーをいち早く、巻き取った人が勝つという、題して「ZE:A対決燃えるゼア」に挑戦。
白熱戦を繰り広げられる中、ケビン対ドンジュンはケビンが勝ち、ミヌ対ヒチョルはヒチョルが勝ち、最後まで勝ち進んだケビンが不戦勝のテホンと決勝戦に。
見事優勝したケビンが「『ONE』の時に歌いながらサインを書いて」とドンジュンに罰ゲームを要求。抽選で選ばれた来場者にプレゼントされた。
ゲームコーナーでファンもメンバーもヒートアップした後は、来年1月21日にZE:Aの派生グループとして、日本限定ユニットZE:A J(ゼアジェイ)が「ルーレット」をリリースすると発表!
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5人組ダンスヴォーカルグループZE:A Jとして活動するケビン、テホン、ヒチョル、ミヌ、ドンジュンはリリース曲「ルーレット」を初披露。
ステップダンスと巧みに変化するフォーメンションダンスが活きるパフォーマンスは曲調とマッチし、新たな魅力を放った。
同曲はケビンが作詞作曲した楽曲となっている。またユニット名のZE:A Jについてドンジュンは「“ZE:A J”の“J”はJAPAN(日本)とJOY(楽しませる)の意味です」と明かした。
ここで、「ルーレット」のジャケット写真がスクリーンに映し出されると、会場からは「カコイイ~!」と悲鳴にも似た黄色歓声が沸き起こった。
メンバーが映るたびにメンバーからも「カッコいい!」という声が漏れ、会場は大興奮。
新曲リリースに加え、ミヌとテホンがアメブロもスタートさせると報告。
さらにケビンが「僕たち、来年のバレンタインにZE:As JAPANのみなさんと一緒に過ごしたいと思います。2月12日渋谷公会堂、2月14日NHK大阪ホールにて、コンサートをします!」とうれしいニュースが続々と飛び出し、ファンを歓喜させた。
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ミヌが「次の曲は僕がラジオで公開した曲です」と紹介し、ソロコーナーへ。
椅子に座り、スポットタイトに照らされたミヌはRa.Dの「I'm in love 」をせつせつと歌い上げ、会場をしっとりとした雰囲気に包みこんだ。
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ソロコーナーのラストを飾るのはドンジュン。
「最近僕はミュージカルを準備しています。ミュージカル「ALL SHOOK UP」の中より、『I Don’t want』を聴いて下さい」と自ら紹介し、熱唱。
生演奏と共に会場に響き渡るドンジュンの歌声はミュージカルの舞台へと誘い、聴く者を感動の渦へと巻き込んだ。
ステージを終えて、「ソロでバラード曲をステージで歌うのは初めてです。なので、緊張しました」というミヌ。
ドンジュンは「ミュージカル、見に来て下さいね」とさりげなくアピールするとそれぞれに大きな拍手が送られた。
次は「僕たちの未発表曲を歌います」とヒチョルが日本語で紹介するとケビンが「タイトルは『BAD MAIL』です。ドンジュンくんの作詞作曲です」と続き、「BAD MAIL」を披露し、「ルーレット」にも収録されると話した。
メンバーそれぞれの多才さをアピールしたイベントの最後に届ける楽曲は「ONE」の日本語バージョン。
ドンジュンは約束どおり、サインを書きながら歌うという特技?!を見せ、さらに盛り上げた。
感動冷めやらぬ会場のファンが「ZE:A!」「ZE:A!」とアンコールでメンバーの再登場を願うと、メンバーも口々に「ZE:A!」「ZE:A!」とコールにアンコールへ。
“あなたと一緒”とタイトルにその想いを込めて、アンコール曲「With you」をファンへ
プレゼント。
「寂しいですけど、終わりです。ZE:As JAPANのみなさんの為にカッコいい姿を見せたいので、みなさんもZE:A J、ZE:Aの応援をよろしくお願いします。そして、来年は『ルーレット』と、ZE:Aのコンサートがあります。ぜひ来てください。ZE:As JAPANのみなさんの為にがんばります」とイベントを締めくくり、最後に「みなさん、以上僕たちはZE:A Jでした」とあいさつし、再会を約束した。
歌唱力と英語を生かしラジオDJと活躍するケビン、格闘技デビューを果たしたテホン、俳優としてウェブドラマ「人形の家」で主演を務めるヒチョル、3Piece☆Loversのメンバーとして日本でも活躍中のミヌ、ミュージカル「宮」など日韓でミュージカル俳優としても活躍するドンジュンと、個人活動でもその多才ぶりを発揮する5人。
日本限定ユニットZE:A Jとして、日本での更なる活躍が大いに期待される。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
■[ZE:A s Japan ] ZE:A JAPAN official Site http://www.zea-japan-fc.com/
■ZE:A JAPAN OFFICIAL BLOG http://ameblo.jp/zeajapan/
■ZE:A JAPAN OFFICIAL Twitter @zea_japan
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Photo ユテヒョン
Hair&Make 大山幸子、八木基徳(spin)
Styling ジョンアルム