韓国歌手キム・ゴンモ(51)が、3年前に遊興施設の従業員を性暴行した容疑で9日、検察に告訴された。
被害者を代理し告訴を進めたカン・ヨンソク弁護士は同日午前、キム・ゴンモの強姦容疑を捜査してほしいとして、ソウル中央地検に告訴状を提出した。
カン弁護士はキム・ゴンモが2016年8月、ソウル・江南区(カンナムグ)の遊興施設で従業員Aさんにわいせつ行為を要求し、Aさんがこれを拒否しても強制的に性行為に及んだと主張した。その後、何の対価や謝罪もなかったと付け加えた。
カン弁護士は「苦痛の時間を過ごした被害者が望むことはキム・ゴンモさんの事実認定と率直な謝罪」とし「キム・ゴンモさんの会社にもこの点を伝えたが、『告訴するならやってみろ』との反応を見せたため、告訴状を提出することになった」と明らかにした。
Aさんは取り調べを通じて直接被害の事実を供述し、本人が持っている証拠を提出する予定だ。カン弁護士は、提出する証拠が客観的に容疑を立証できるとみているのかと問われると「そうだ」と答えた。
カン弁護士と共に告訴状提出に乗り出したキム・セウィ元記者は、キム・ゴンモが結婚を控えた状況で、この疑惑が提起された点と関連し「被害女性は最大限忘れようとしたが、最近キムさんが各種TV番組で姿を見せており、これに耐え切れず、助けを求めるようになった」と述べた。
YouTubeチャンネル「縦横(カロセロ)研究所」を運営しているカン弁護士は去る6日、YouTubeチャンネルの放送を通じてもこのように主張している。これにキム・ゴンモ側はYouTube放送直後、性暴行疑惑を全面否定し、法的対応すると述べた。
なお、キム・ゴンモは去る10月末、ピアニスト兼作曲家チャン・ジヨンさんと婚姻届を提出した。2人は来年5月、結婚式を控えている。
WOW!korea提供