「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.100 「『キム秘書』の制作発表会」

ユーモアがあふれる俳優

パク・ソジュンはナルシストのヨンジュンを演じる心構えを語った。
「最初に私がこのドラマにキャスティングされたという記事が出たとき、原作を愛しているファンの皆さんから『合わない』という声があったのもわかりますし、『よく似合っている』という反応もいただきました。『合わない』と思った方に対しては、これは仕方のないことだと思います。私が演じることになってしまったのですから……。私が最後までやりますので、もう観念して私を見守ってください」

こう語るパク・ソジュンはユーモアがあふれる俳優だ。そんな彼についてパク・ミニョンがこう評した。
「遠くから撮影現場を見ていると、とても身長が高い人が堂々と立っているわけです。いつも、モデルのように胸を張っています。パク・ソジュンさんを見ていると、私も腰が伸びてきますね。とてもいいビジュアルを持っていますし、本人も自分がかっこいいというのがわかっていて、あのように行動しているのではないかと思っています」
共演した2人の愉快なコメントが飛び交った制作発表会。相性が合うダブル主役の2人が、『キム秘書はいったい、なぜ?』を大いに楽しいドラマにしてくれた。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

2019.12.07