韓国言論学会文化ジェンダー研究会が、今月11日、ソウル・延世(ヨンセ)大学グランドボールルームで防弾少年団(BTS)をテーマに、グローバル特別セミナーを開催する。
「BTSの向こうのK-POP:メディア技術、創意産業、ファン層の文化」というタイトルで開かれる今回のセミナーは、"21世紀のビートルズ"と呼ばれる防弾少年団が作り上げた文化現象について扱う。防弾少年団が現れてから、K-POP関連の議論がどのように発展し拡大しているのか、学界の多層的な観点から討議する場として設けられた。
セミナーは、ソウル大学言論情報学科ホン・ソクギョン教授の基調講演「韓流研究の地形図:BTS登場以後の新たな地平」を皮切りに、11日の午前10時から午後6時までの合計4つのセッション、12の論文発表で進行される。今回のセミナーには、韓国は勿論のこと、アメリカやイギリス、カナダ、中国など海外各国から合計17人の有名学者が集まった。
最初のセッションでは、「K-POPの情景」をテーマに、防弾少年団が爆発させた社会的変化と現状を探り出す。「リアクションビデオ」のような新しいタイプのK-POP消費方式と「防弾ツアー」と呼ばれる防弾少年団のファンの観光文化、デジタル時代の新しい形のファン活動について発表する予定である。
2番目のセッションでは、「BTSと多国籍のファン層」というテーマで防弾少年団のグローバルな影響力を扱う。防弾少年団の時代と世代の共感を引き出すメッセージや、これにより国籍を超越したファン層が誕生した過程、ファン層の文化の明暗についてスポットを当てる。
3番目のセッションでは、防弾少年団が誕生させた新しい形の文化現象、特に従来のK-POPではなく第3の文化を形成し世界中を熱狂させている状況をどのように理解するか議論する。
最後のセッションでは、「プラットフォームとメディアテクノロジー」の発表が行われ、防弾少年団の成功がもたらした産業技術革新と文化ブランドの価値について分析する。
今回のセミナーは、各セッションごとに文化研究分野の専門家たちが2人ずつ参加し、発表についての議論を付け加える。韓国言論学会キム・チュンシク会長は「防弾少年団の成功によって、K-POPが世界のPOPカルチャーとして新しい時代を迎えた」とし、「防弾少年団が作り出した文化現象を多角的に研究する価値があるため、今回のグローバルセミナーを開くことになった」と話した。
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