宣告後、涙を流したチョン・ジュンヨン。被害者が感じた苦痛の代価を払うことになったのである。
チョン・ジュンヨンは「スーパースターK 4」以降、成功への道を歩いていた。「スーパースターK4」でTOP3となった後、テレビ、ラジオDJ、グラビアモデルとして、特有の天然キャラの魅力で大衆に愛され、ロックバラード歌手としても存在感を表わした。
そうするうちに2016年、元ガールフレンドから盗撮疑惑で訴えられても嫌疑なしの判決を受け、KBS「1泊2日」に復帰し芸能活動を続けた。当時チョン・ジュンヨンの元ガールフレンドは同意のもと撮影された映像が性的羞恥心を抱くことになったと彼を訴えた。以後告訴を取り下げる意思を明らかにしたが、事件は更に大きくなりチョン・ジュンヨンは出演していたプログラムを全て降板したのだった。
このように一度峠を乗り越えたチョン・ジュンヨンは復帰するやいなや、いわゆる花道を歩いた。彼がモンスター末っ子としても大活躍した「1泊2日」は、その年の最高視聴率を記録し、チョン・ジュンヨンの初の単独コンサートはチケットが完売した。大衆もスキャンダルが嫌疑なしとなったゆえ、彼を温かく歓迎した雰囲気であった。
チョン・ジュンヨンは更にステップアップを夢みていた。事件が起きる前に芸能プロダクションMakeUsエンターテインメントと専属契約し、プロゲーマーと同時に飲食事業にも手を伸ばしていた。
このように華麗なる復活を遂げた彼の思い上がりの問題だろうか。1回の峠を越して更に反省して覚醒しなければならなかったチョン・ジュンヨンはむしろ乱雑な私生活で罪を犯し、いつ爆発するか分からないギリギリのラインを歩いていたのだ。
一方で、チョン・ジュンヨンが控訴するかどうかにも注目が集まっている。
WOW!korea提供
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