「インタビュー①」ジコ(ZICO)、“弱々しくて搖れるもうひとりの僕の姿、もう隠しません”

提供=KOZエンターテインメント

 

歌手ジコが、今日(8日) 1stフルアルバム「THINKING Part.2」を発表した。
鋭い眼差しでステージを歩き回る力強い青年、どんな言葉にも気落ちするなんて想像できない堂々した姿。人々が思い浮かべる歌手ジコ(ウ・ジホ)の姿だ。2011年にグループBlock Bとしてデビューして、チームはもちろんソロ歌手、プロデューサーとしても活躍して早くから音楽の実力を認められた。いたずらっ子のような無邪気さと誰の前でも堂々と言うべきことを言いそうなジコである以上に、人間ウ・ジホが持つもうひとつの顔を果敢に表現した。

今日(8日)午後6時に発表したソル1stフルアルバム「THINKING Part.2」を通じてだ。9月30日に発表した「THINKING」の「Part.1」まで10曲に自身の悩みと考え、変化をぎっしりと詰め込んだ。発売前にソウル梨泰院洞(イテウォンドン)のあるカフェで会ったジコは、ニューアルバムを「ジコの振動」と表現した。いっそう成熟した彼は、静かながらも力強く自身の話を打ち明けた。

Q.1stフルアルバムをパート1とパート2に分けて発表する理由は何ですか?
ジコ : どうしてもこのごろは音楽を消費する形態が速くなったし、誰もが息苦しいでしょう。ところで10曲に達するほどの膨大な量のメッセージを一度に公開するとことが、多く情報を一度に与えるのと同じように疲れを感じさせるようで分けて出すことにしました。息が長い状態で行きたかったです。

Q.準備期間はどの程度かかりましたか?
ジコ : 今年1月から作業に入って、9月には大部分の曲が完成しました。

Q.以前の曲と比べた時、バラードジャンルも多く、感性的な雰囲気ですが、特にどんな部分に気を使って作られましたか?
ジコ : 以前はとても楽しいパーティーラップをたくさんしましたし、肯定的なメッセージを伝達する歌が多かったですが、今回は僕の感情の変化に注目して作りました。アルバムを作業する方式もサウンドで快感を与えようと思うより、共感を引き出すことに重点を置きました。そうしてみると、自然に感性的な雰囲気の曲ができたようです。

Q.心境が変化したとか、成熟したからでしょうか?
ジコ : ふたつともだと思います。以前から感じていましたが、自ら避けるとか、受け入れたくない付随的な感情を受け入れたと思います。ジコと言えば浮かぶイメージは、強くて自由奔放でごつごつした面が多かったと思いますが、そんなキャラクターを維持したかったり、弱い姿を見せれば自分をあきらめてしまうようで心配で隠して来ました。でも、これからはそんな部分を気にしなくなりました。

Q.パート1とパート2の曲は、どんな基準で分けましたか?
ジコ : アルバムを始める最初のトラックは、多くの人が自然にこのアルバムを楽しむことができるように普段のジコのスタイルを維持し、その次からは本格的に僕の考えを伝達する方式で作りました。パート1で軽く親切に扉を開けて、パート2で徐々に感情が深くなりながら纎細な表現に入っていく過程を盛りこみました。

Q.音楽が感性的に変わったのが、Block Bからソロ歌手として独立するようになったという変化も影響したんでしょうか?
ジコ : その部分の変化は大きな影響を及ぼさなかったと思います。今回のアルバムの質を決めたのは僕の考えが大きく変化して自然に流れが変わりました。

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2019.11.08