ヤン・ヒョンソクYGエンターテイメント(以下YG)前総括プロデューサー(49)がボーイズグループ「iKON」の元メンバーB.I(23、本名:キム・ハンビン)の麻薬投与疑惑と関連し今月6日に警察の調査を受ける。
京畿(キョンギ)南部警察庁は同日ヤン氏を召喚し、過去にB.IがLSDや大麻購入をしたという供述をしないという趣旨でA氏に懐柔と脅迫を行ったかどうかを把握するために調査をすると5日に明らかにした。
警察関係者は「最近ヤン氏に出頭要求書を送った事実はある」としながらも「非公開の捜査であるだけにヤン氏が参考人または被疑者の身分であるかどうかは伝えられない」と一線を画した。
ヤン氏に対する警察捜査のもみ消し疑惑は今年6月YGの練習生だったA氏が過去にB.Iの麻薬事件を暴露しながら当時YG側から圧力を受けたという内容まで大韓民国国民権益委員会に申告し、再び話題となった。
A氏は2016年8月22日に大麻を吸引した疑いで、京畿道龍仁(ヨンイン)東部警察署で緊急逮捕された時、「B.IがLSDを購入してほしいと言った」、「麻薬を買う時に助けになった」などB.Iとやり取りしたメッセージを警察に提供した。
当時A氏は合計3回の警察の取り調べを受けたが、最後となる3回目にこれまでの取り調べとは異なり、B.Iが麻薬を確保したり投与したりする事実はないと供述を覆した。
このためにA氏がB.Iの所属事務所であるYG側の懐柔を受けたのではないかという疑惑が提起された。
この事件を担当していた警察によると供述を覆した理由に対してA氏は「大麻をした状態で捕まり、記憶がもうろうとしたのでそのように供述した」という趣旨で答えたという。
当時警察は、A氏の供述を翻してB.Iを除いたA氏だけを起訴意見で検察に送致し事件を終結した。
しかしA氏が今年6月に過去のB.Iによる麻薬投与疑惑とこの事実を隠すためにYG側から懐柔と脅迫を受けたという情報を大韓民国国民権益委員会に申告し、16人で構成された京畿南部警察庁麻薬捜査隊を専担チームに、捜査の総括を刑事課長が担当するなど、本格的な再捜査に着手した。
B.Iは今年9月17日、参考人の身分で警察に出頭したが、調査過程で麻薬類管理に関する法律違反の容疑を一部認め、被疑者に転換し厳しい調査を受けた。
WOW!korea提供