チェ・ミンソ、飲酒運転で逆走行し事故に…執行猶予判決に検察が控訴

酒に酔って一方通行の道路を逆走し、他の車に突っ込む事故を起こした疑いで裁判となった女優チェ・ミンソ(本名チョ・スジン)が、1審で懲役刑の執行猶予を言い渡された。しかし、検察は刑が軽いとして控訴状を提出した。

ソウル中央地裁刑事26単独チョ・アラ判事は、道路交通法上の飲酒運転などの疑いで起訴されたチェ・ミンソに懲役8ヶ月、執行猶予2年を宣告した。また、40時間の運転講義の受講と120時間の社会奉仕も命じた。

チョ判事はチェ・ミンソが加入した総合保険で被害のの回復が行われた点、罰金刑を超える処罰の前歴はない点などを考慮して刑を定めたことが分かった。

チェ・ミンソは3月26日午前6時、酒に酔った状態で、ソウル江南(カンナム)のある一方通行路を逆走している途中、他の乗用車に突っ込む事故を起こした疑いで起訴された。

当時チェ・ミンソは停車中だったAさんの車の運転席の後方にぶつかり、、Aさんは全治2週間の傷害を負ったと伝えられた。逆走行する30分前に、約1kmの区間を運転した当時の血中アルコール濃度は免許停止レベルの0.063%であったことが分かった。

しかしチェ氏は、6月25日から施行された「第2ユンチャンホ法」(特定犯罪加重処罰などに関する法律・道路交通法の改正案)適用の対象者ではない。改正案は、飲酒運転の罰則基準を上方修正して、血中アルコール濃度が0.15%以上である場合、1年6カ月以上3年以下の懲役、または1500万〜3000万ウォンの罰金を課すようにした。

チェ・ミンソは、過去2012年3月、2015年12月、飲酒運転でそれぞれ罰金200万ウォンと500万ウォンの略式命令を受けるなど三回処罰された前歴がある。

2019.10.19