「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.93「韓国時代劇の歴代最高視聴率」

歴代最高視聴率3位の『大長今』は日本で『宮廷女官 チャングムの誓い』となった

日本と同様に韓国でもドラマの視聴率が最近は高くならない。10%を越えれば合格点と言われるほどだ。かつては高視聴率のドラマが目白押しだったのに……。時代があまりに変わりすぎた。

歴代ベストテン

韓国は「ドラマ大国」とよく言われる。
それは制作本数の多さが理由になっている。正式な統計ではないが、テレビで放送されるドラマの本数は世界一の多さだとよく言われている。
そんな韓国で視聴率が高い有力ジャンルが時代劇だ。そこで、過去の歴代最高視聴率ランキングで見てみよう(韓国AGBニールセン調べ/タイトルは韓国放送時の原題となっている)。

1位 『ホジュン』  (MBC/1999年) 63・7%
2位 『太祖王建』  (KBS/2000年) 60・2%
3位 『大長今』   (MBC/2003年) 57・8%
4位 『女人天下』  (SBS/2001年) 49・9%
5位 『朱蒙』    (MBC/2006年) 49・7%
6位 『龍の涙』   (KBS/1996年) 49・6%
7位 『王と妃』   (KBS/1998年) 44・3%
8位 『善徳女王』  (MBC/2009年) 43・6%
9位 『張禧嬪』   (KBS/2002年) 42・9%
10位 『太陽を抱く月』(MBC/2012年) 41・3%
以上のような結果となっていて、高視聴率が目白押しだ。さすがに、時代劇が大好きな人が多い韓国らしい。

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2019.10.19