突然、ゲイであることをカミングアウトする父親役の武田は「普段は任侠とかの役が多いので、念願の役がきて、よっしゃ! と思いました」とうれしそうに話し、コメディが好きだという橋本は、初めて台本を読んだとき、稽古が楽しみになったという。
「僕も初舞台なんです」と話すゆってぃは「初めての舞台なのに、“こんなにセリフ量が多いんだ”ってまず思いました。僕はピン芸人で、人が書いたものを覚える作業をしたことがなかったので、そこから大変でしたね」と人知れぬ苦労も。とはいえ、稽古初日から台本を持たずに演じていたとRilikaが明かすと、「うちの事務所の社長が『周りの皆さんに迷惑をかけるな』と。それで、失礼のないようにと思って、ある程度覚えてきました」とプロ意識を見せた。
また、ゆってぃとWキャストの藤田が「台本が面白い。これは確実に言えることです!」と言うと、共演者からオリエンタルラジオの藤森慎吾に似ているとイジられていた森も「台本を読んだとき、声を出して笑ってしまって、これ面白い台本だなと思いました。でも、めちゃくちゃ面白いんで、台本が伝えたいことを自分が表現できるよう、より頑張りたいと思いました」と意気込みを。
この作品を一度見たことがあり、大笑いしたというRilikaは「今回作品に携われることが幸せです。たくさんの方に見に来ていただきたいなと思います」と話し、今回末っ子役を演じるが、実際は男3兄弟の長男だという原田は「ずっとお兄ちゃん、お姉ちゃんがほしかったので、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おっさんを振り回したいと思います」とニヤリとした。
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