キム・サンギョン、「華城連続殺人事件の容疑者特定は『殺人の追憶』があってこそ可能だった」来月新作公開へ

俳優のキム・サンギョンが映画「殺人の追憶」が最近再びスポットを浴びていることに対する感想を明らかにした。作品のモチーフとなった華城(ファソン)連続殺人事件の有力容疑者が特定されたことに対して「映画があったために可能なことだった」と述べた。

キム・サンギョンは26日午前にソウル・龍山区(ヨサング)二村洞(イチョンドン)CGV龍山アイパークモールで行われた映画「十二番目の容疑者」(監督:コ・ミョンソン)のマスコミ試写会で「『殺人の追憶』に対して私はその当時にとても混乱があった」と切り出した。

彼は続けて「私はその時は被害者のために撮ったと思ったが、映画がうまく行き話題になった時、テレビ番組で被害者の家族たちをインタビューする場面を見た。とても嫌がっていた」とし「その方々は『どうして過ぎた出来事を、捕まえもできないのに引っかき回すのか』とおっしゃっていた。それで混乱が私の元にやってきた。私が懸命にしたことは良くないことだったのかと思いながら過ごしてきた」と打ち明けた。

また彼は「映画がうまく行って良かったが、容疑者が特定されたというニュースが出た後にポン・ジュノ監督にKakaoトークを送った。監督にメッセージを残したが監督からの一言で“テユン”という劇中の名前を呼んでくれたのだ。『もう終わった』とおっしゃていた」と付け加えた。

キム・サンギュンは「映画が出た当時批判的な反応もあったが、ある記者がこの映画がどんな意味があるかとおっしゃった。今も忘れられない」とし「それで私が『覚えていること自体が報復の始まりだ』と言った。それが瞬間的に出た言葉だった」と回想した。

またキム・サンギョンは「最近考えてみたら私がそのような映画を撮ったからなのか『公訴時効』というパイロット番組の進行もした。未解決事件が多かったが事件の数々がとても大変でやり遂げることができなかった。それでレギュラー番組としてはやらないと言っていた」とし「このように映画とて作られない事件が多い。なので人々に忘れられ関心もなくなる。もし『殺人の追憶』が作られなかったら本当に人々が華城連続殺人事件を忘れていただろう。結局映画があったために可能だった事だったのだと思った」と述べた。

一方、「十二番目の容疑者」はある有名な詩人の殺人事件を通じて時代の悲劇を明らかにする心理追跡劇としてキム・サンギョン、ホ・ソンテ、パク・ソニョン、キム・ドンヨンなどが出演する。来月10月10日に韓国で公開される。

 

WOW!korea提供

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