”連続殺人事件”最初の事件から33年で容疑者特定か、モチーフにした映画「殺人の追憶」とは

”連続殺人事件”最初の事件から33年で容疑者特定か、モチーフにした映画「殺人の追憶」とは

韓国史上最初の連続殺人と報じられた「華城連続殺人事件」の容疑者とされる男が特定された。最初の事件(1986年)から33年が経ち、突然の「容疑者特定」のニュースに、韓国社会に衝撃が走っている。

韓国の華城(ファソン)で女性10人が残虐な手口で次々と殺害された。猟奇的な事件として世間を震撼させたたが、犯人が見つからないまま2006年に公訴時効が成立した。

同事件をモチーフとした映画が2003年に公開された。タイトルは「殺人の追憶」。

ポン・ジュノ監督がメガホンをとり、主演は俳優のソン・ガンホ、パク・ヘイル。農村地帯華城市の用水路から女性の遺体が発見され、刑事パク・トゥマン(ソン・ガンホ)らが捜査にあたる。2か月後、また新たな女性の遺体が発見されるが、最初の事件との共通点として2人とも「赤い服」を着用していた。さらに、被害者の下着で縛られた上で絞殺されていた。その後も第3、第4の事件が発生し、被害者はいずれも女性。事件が連続して起きる中、刑事らの奮闘もむなしく、容疑者として浮上する人物はいずれも証拠が不十分のまま時間だけが過ぎていった…。

同作品は2019年9月18日現在、日本で舞台が公開されている。公演の真っ只中、33年が過ぎて「容疑者特定」のニュースが飛び込んできた。

WOW!korea提供

2019.09.19