韓国警察が、海外遠征賭博の疑惑で捜査を受けている歌手V.I(本名イ・スンヒョン·29)とヤン・ヒョンソク元YGエンターテイメント代表(50)を近いうちに追加で召喚して調査する。
ソウル地方警察庁は17日午前、ソウル鍾路区(チョンロク)にあるソウル地方警察庁舍で記者会見を行って「ヤン元代表とV.Iに対してもう一度調査する必要がある」として「資料分析が終われば追加で召喚して調査する予定」と明らかにした。
警察関係者は「現在、会計資料と両替の内訳、金融の内訳を捜査している」として「(ヤン元代表とV.Iと)ともに出張した人々の一部は調査を終え、一部は調査する予定」と付け加えた。
ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は、遠征賭博疑惑に関して、8月28日にV.Iをまず召喚した後、1日置いて29日にヤン元代表を召喚して調査した。V.Iは、今回の調査で遠征賭博の疑いを大部分認めたと知られている。
ヤン元代表は、この日常習賭博と外国為替取引法違反の疑いで夜12時頃まで調査を終えた後、間もなく性売買斡旋の疑いに対しても調査を受けた。ヤン元代表は調査を終えた後、「誠実に臨んだ」という言葉だけ残して帰宅した。
警察関係者は、ヤン元代表の性売買斡旋の疑いに関して「金融取り引きの内訳と通信の内訳を調査し、関連者29人に対する調査も終えた」として「公訴時效があるため、近いうちに(捜査を)終了する予定」と説明した。性売買斡旋に関する公訴時效の満了時点は10月初めだと知られている。
同時に警察は、歌手D-LITE(本名カン・デソン·30)の不法風俗店運営の疑惑に関して5人を追加で立件し、現在まで食品衛生法違反で15人を立件したと明らかにした。
警察関係者は、「関連者47人を調査して15人を立件した状態」としながら、「閉鎖回路(CCTV)とノート・パソコン、携帯電話などを確保して分析中」としながら、「麻薬流通と性売買などがあったのかを調査している」と説明した。
該当のビルにある風俗店の食品衛生法違反の疑いなどを捜査中のソウル江南警察では、4日にこのビルを家宅捜査した。