昨年、アジア大会での結果を通して兵役恩恵(免除)を受けた一部選手らの公平性が物議を醸し、問題が提起された芸術・体育要員の兵役特例制度が今後も現行を維持していく。
9日、国防部(防衛省に相当)と兵務庁など関係部署によると、兵役特例制度改善タスクフォース(TF)は今月末に改善策を発表することを目標に最終的な実務協議を進めている。
現時点でTFは、最終的な協議に至るまで制度改善の大きな争点については整理を終えた状況だが、芸術・体育要員特例制度は大きな変動はなく、現行を維持すると伝えられた。
このままの制度が適用されると、海外で高い人気を得て韓国大衆文化を広く知らせるのに大きな役割を果たしたアイドルグループ「防弾少年団」、またU-20ワールドカップで7試合に出場し2ゴール・4アシストの活躍をみせチームを準優勝に導くと同時にアジア初最優秀選手に該当する「ゴールデンボール」を受賞したイ・ガンインは、兵役特例制度の恩恵を受けることができない。
特に防弾少年団の場合、来年には1992年生まれであるメンバージンの入隊が予定されている。
防弾少年団が他のグループのように個々に軍服務をすることになれば少なくとも4年、最大10年程度の空白期が生じることになる。
防弾少年はメンバーが個別活動よりグループに大きな愛着があり、チームの空白期を最小限にとどめるため、同時期入隊も視野に入れられているとも伝えられているようで、慎重に判断し結果が出されるようだ。
WOW!korea提供