兵役回避疑惑で韓国への入国が禁止された歌手ユ・スンジュン(42)に対して、最高裁の判決がきょう(11日)下される。ユ・スンジュンが17年ぶりに韓国の地を踏むことができるのか、注目が集まる。
11日午前、最高裁でユ・スンジュンに対する上告審裁判宣告期日が進行される。ユ・スンジュン側は、入国禁止措置が不当であるとし、2016年ロサンゼルス総領事館を相手にビザ発給拒否処分取り消し訴訟を起こしていた。
しかし第一審と第二審控訴審裁判で、ユ・スンジュンは敗訴。当時、判事は「ユさんが兵役義務から逃れるため米国市民権を取得したと判断する」とし、「よって、兵務庁が入国禁止措置を下したことは、違法とはいえない」、「ユさんが再び芸能活動をする場合には、自身を犠牲にして兵役義務を全うする韓国男子の士気が下がる恐れがあり、青少年に兵役逃れの風潮が蔓延する可能性もある」と判決理由を明かしていた。
ユ・スンジュンは2度の敗訴にも関わらず、裁判所に上告状を提出。きょう(11日)下される最高裁の判決を通して最終結論となる。
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