オシャコガイ採取問題の「ジャングルの法則」、タイ国立公園から追加告発受ける

写真=SBS「ジャングルの法則」映像キャプチャー

タイで絶滅の危機にあるオシャコガイを不法採取して問題になっているSBSバラエティー番組「ジャングルの法則」に対して、タイ国立公園が追加で告発した。
タイ国立公園は、該当の放送社の関係者が撮影許可書の内容を守らなかったという理由で追加告発状を申請したと10日に確認された。
日刊新聞バンコクポストによると、この日ハート・チャオマイ国立公園の責任者は、前日タイ観光局関係者と共に警察署に「ジャングルの法則」の関係者を対象に告発状を追加で提出したと報道した。タイの韓国大使館は、連合ニュースとの通話で国立公園側が追加で告発したと明らかにした。

タイ国立公園は、4日に絶滅の危機として保護対象のオシャコガイを番組出演者が採取して食べたことに関して、野生動植物保護法違反の疑いで告発状を提出した。バンコクポストは、野生動植物保護法違反の場合、最大懲役4年刑に処することが可能だと伝えた。また、ハート・チャオマイ国立公園の責任者らが提出した追加告発状には、放送社が国立公園政府に提出した撮影許可書類が違法行為の証拠に含まれているという。

国立公園は、SBSが初めて提出した撮影シナリオに(海の)動物を採取する場面が収められているのを見つけて撮影許可をしなかった。国立公園側は、SBSが2番目に要請したときは撮影を認めたが、彼らが提出した書類には撮影に「観光活動(tourism activities)」だけを含むという内容が書かれていたと新聞は伝えた。
しかし、「ジャングルの法則」側は、出演者が国立公園内でオシャコガイを採取する様子を撮影した。これは観光局に届けた撮影シナリオを守らなかったこととなり、タイの映像関連法を違反したことだと主張した。

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  • 2019.07.10