カイ、キム・ジュンス、ドギョム(SEVENTEEN)、自ら選んだ「エクスカリバー」アーサー王の魅力は?

キム・ジュンスは、「強靭な内面」だと語った。彼は「アーサーがエクスカリバーを選んで王になることができたのは、単純に決められた運命のせいではなく、彼の本性自体が王になることができる十分な資格を持っていたからです」と強調した。

彼が選んだアーサーの魅力のポイントは、「自分に与えられた運命を受け入れて万民のために生きることを決心することができる強靭な内面」だ。このようなアーサーの内面を観客に伝達するためにキム・ジュンスはいたるところに彼独自の解釈を加えた。特に刹那の瞬間を表現する多様な表情と美しいナンバー(ミュージカル挿入曲)にふさわしい敍情的な声は、劇が展開されるにつれて積もり積もるアーサーの深い感情を一番よく表現している。「一番強力なのは、平和と自然を愛する純粋で善良な心から始まることをアーサーを通じて知りました」という説明のように、アーサーの純粋な心から発する強靭な内面を舞台上のキム・ジュンスは彼だけの方式で見せている。

ドギョムは「真の大人への成長」をアーサーの魅力のポイントに選んだ。彼は「アーサーが平凡な青年から多くの苦悩と逆境を乗り越えて真の大人に、真の王に成長していく姿が魅力的です」と説明した。
アーサーは多くの危機を迎える。しかし、遂に勝利をおさめて真の帝王として生まれかわることで内的な成長を成し遂げる。舞台上でアーサーになり切ったドギョムも、その長い路程に歩調をあわせて、舞台を繰り返えすほどにたくましくなっていく姿を披露している。幕が上がったときは、どこか不器用で純粋なばかりの青年が、幕が降りる時には真のリーダーになっているアーサーの壮大な物語をドギョムは説得力を持って表現している。ミュージカルに初めて挑戦したドギョムも、アーサーと同じように変化して成長している途中だ。

「エクスカリバー」は、サクソン族の侵略に立ち向かって混乱の古代イギリスを守り切った神話の中の英雄アーサー王の伝説を再解釈した作品だ。8月4日まで世宗(セジョン)文化会館大劇場で公演される。

2019.07.08