「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.78「兵役免除の改定はBTSにも影響?」

もともと韓国の兵役には免除の特典がある。それは、スポーツやクラシック音楽の分野で、優秀な成績を挙げた人たちが受けるものだ。しかし、大衆音楽の分野ではどんなに活躍しても、今まで兵役免除がなかった。果たしてどうなるだろうか。

今までの対象者は?

兵役免除は、特に国威発揚に大きな貢献があった人が対象となってきた。
たとえば、オリンピックならば銅メダル以上、アジア大会なら金メダル、クラシックの国際コンクールでは2位以上、さらに、国楽の大会で優勝すると兵役免除の特典が与えられてきた。
このように、スポーツや音楽の分野で顕著な活躍をした人は兵役が免除されるのだが、大衆音楽はその対象になっていなかった。それゆえ、芸能界で兵役免除を受けた人は今までいなかった。

かつて韓流ブームがアジアを席巻してから、「芸能界にも兵役免除の対象を広げるべきだ」という議論が起こった。
しかしながら、結局は「芸能界で成功した人は莫大な収入を得ている」ということが指摘されて、この議論はいったん終わってしまった。
ただし、昨年8月にインドネシアで行なわれたアジア大会で、兵役免除の特典を狙ってスポーツ選手が意図的な出場を繰り返し、「これでは不公平だ」ということで韓国国内でも不満が高まった。

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2019.07.06