時代劇から現代劇まで幅広い役を多彩にこなすイ・ソジン。彼は、2009年9月12日に東京の中野サンプラザでファンミーティングを行なったが、それに合わせて記者会見を開いている。そのときの発言を再現してみよう。
いつでも日本に来たい
イ・ソジンに直接インタビューした人がこう語っている。
「本当に物腰が柔らかく、それでいて、凛とした雰囲気をかもしだしています。まさに、『イ・サン』のイメージがピッタリの俳優だと思います」
まさに、この言葉が代表的な感想だ。イ・ソジンにインタビューした人は、こぞって彼の深い人間性を感じ取る。
それは、記者会見の場でも同様だ。
質疑応答でいつも実感するのは、イ・ソジンが本当にていねいに、一つひとつの質問に対して答えてくれるということなのだ。
2009年9月12日の記者会見もそんなふうに進んだ。
――今回来日した感想をお聞かせください。
「東京に来ることができて、とてもうれしいです。私にとって東京は、非常に好きな場所のひとつです。心の中で、いつも日本に来たいと思っていました」
――日本でも『イ・サン』が大変な人気ですが、日本で支持されることをどのように感じますか。
「非常にうれしく思います。今までみなさんが私に示してくださった関心で十分ですので、今後は『好きではない』と言われてもがっかりはしません(笑)」
(ページ2に続く)
『イ・サン』の主人公の正祖(チョンジョ)は本当に名君だった?