CLCは独歩的なカリスマでステージを魅了させた。新曲「ME(美)」は「私」を意味する英語の単語「Me」と「美しさ」を意味する漢字の「美」の同じ発音を利用して「美しい私」というテーマを巧みに扱った曲である。強烈なサウンドとビートだけでなく、曲が進むにつれて、繰り返されるサビが強い中毒性を起こす。ここにパワフルな群舞が加わり、見る人に強いインパクトを与える。
サマークイーンとして確実に位置づいた宇宙少女のおかげで猛暑が涼しくなった。個性あふれるマリンルックを着てステージに立った宇宙少女は、爽やかビタミンのようなエネルギーでファンの熱い歓声を引き出した。新曲「Boogie Up」は、エレクトロパンクのジャンルにレトロなサウンドを加味したポップダンス曲だ。
Weki Mekiのティーンクラッシュは爆発した。新曲「Picky Picky」でステージに上がったメンバーは、エネルギーあふれるパフォーマンスで現場のファンはもちろん、お茶の間の視聴者までノリノリにさせた。この曲でWeki Mekiは、自分たちのティーンクラッシュを「ハイティーンクラッシュ」と「ピンキークラッシュ」とに拡張し、進化した魅力を披露した。
ONEUSのオーラはさらに強くなった。MAMAMOOの弟グループらしく新曲「Twilight」で聞いて見る楽しさを高めた。この曲は、国内最高のヒットメーカー、キム・ドフンプロデューサーが作詞と作曲に参加した曲で、夕焼けが見れる頃の沈む太陽を別れる恋人にたとえた。
fromis_9のさわやかさは、さらに高くなった。彼女たちの爽やかさは、視聴者の疲れた日常を飛ばすに十分だった。タイトル曲「FUN！」は、日常に疲れた人々に楽しみをプレゼントするというfromis_9の愉快なメッセージが込められた曲で、軽快なハウスとディスコのリズム、メンバーの若々しいエネルギーが込められている。
IZは、バンドが進むべき道をしっかりと歩いた。漫画から出てきたようなビジュアルに、爆発するバンドサウンドがまさしくそれである。新曲「EDEN」は、強烈なギターサウンドと本格的なバンドの色を表わしたオルタナティブロックのジャンルに「喜び」、「楽園」を意味するタイトル「EDEN」のように、現代社会に疲れている若い世代に光になることを希望するメッセージが含まれている。
完成形新人と指折り数えられるRothyも欠かせなかった。タイトル曲「BEE」は、個性的な構成のヒップホップR＆Bでアップテンポの曲。Rothyは作曲に参加し、次世代のシンガー・ソングライターの誕生を知らせた。美しい花にミツバチが集まる様子を唐突で可愛く表現した歌詞が聞く人の耳に残る曲である。
見える音楽をするミュージシャンとしての多彩な色を見せたかったというSAAYの自信は通じた。新シングル「ZGZG」は、韓国の伝統的なリズムがモチーフになった曲で、SAAYの爆発的なエネルギーを込めた。多彩な色を持つ女性ソロアーティストとして記憶されるステージであった。
Tiger JKとユン・ミレが保証する新人BIBIは音楽ファンに強い印象を与えた。タイトル曲「NABI」は、猫と猫を愛する人のための曲だ。猫を見て愛の感情を捉えた想像力が印象的で、BIBIが観察者的視点から語る役割を忠実にやり遂げた音楽である。
この他にユクジュンワンバンド、ATEEZ、Woody、OnlyOneOf、NOIRなどが出演し豊かな音楽のプレゼントをもたらした。
