韓国アイドルグループ「iKON」のメンバー、B.I(22)に麻薬使用疑惑が浮上した中、所属事務所であるYGエンターテインメントは「確認後、立場を明かす」と伝えた。
ある韓国メディアは12日、B.Iが2016年に大麻とLSD(Lysergic acid diethylamide)など麻薬を購入しようとしたが、警察がこれを知りながらも召喚調査をしなかったと報じた。
2016年8月、麻薬類管理に関する法律違反容疑でソウル市内の自宅で緊急逮捕されたAさんは、警察によってスマホを押収された。この過程で、B.Iの麻薬購入の状況を明らかとするカカオトーク(スマホのメッセンジャーアプリケーション)内の会話を証拠として確保していた。
B.IはAさんへ大麻吸引の事実を明かし、”超強力”幻覚剤と呼ばれるLSDの代理購入を要請。Aさんはまた、2016年5月3日、ソウル市内の「iKON」宿舎(寮)前でLSDをB.Iへ手渡したと証言。しかし、警察はB.Iを召喚調査することなく、さらに連絡さえ取らなかったと伝えられた。
同件について警察側は、Aさんが3次被疑者尋問で「B.Iが麻薬を要請したのは事実だが、実際に購入していなかった」との陳述を繰り返したことから、B.Iを聴取しなかったと説明している。
なお、韓国メディアはB.Iの所属事務所であるYGエンターテインメントがAさんを呼び、弁護士を選任してその費用を出す代わりに「YG側(B.I側)に都合のよい陳述を繰り返すよう要求した」と報じた。
WOW!korea提供