神戸で歴代最多動員達成!在日コリアンが通う朝鮮学校の 過去・現在・未来を描く感動ドキュメンタリー映画『ニジノキセキ』

■兵庫県神戸市の元町映画館で興行収入歴代1位を獲得
5月11日から31日にかけて神戸にある元町映画館にて先行ロードショーが行われた。東京が初公開となる映画が多い中で撮影場所である神戸からの上映開始となったのだが、初日から予想を遥かに上回る盛況ぶりとなった。しかも映画を見た人から口コミが広がり、日に日に動員数を伸ばしていった結果、動員数はミニシアター系では異例の1,500人突破となり、元町映画館史上最高動員、興行収入においても歴代1位を獲得した。6月2日現在、大阪でも上映中だが、好評により早々と延長上映が決定している。

■史上初の南北朝鮮の国際映画祭出品を目指す
製作委員会では現在、日本全国での劇場公開を目指しながら、9月の平壌国際映画祭と10月の釜山国際映画祭への出品を目指している。特に平壌国際映画祭においては日本からの出品は非常に稀であることから、内外問わずに注目を浴びるだろう。また平壌と釜山という南北の国際映画祭へ同時出品することは日本では過去には無い。実現すると史上初となる快挙となる。世界的に見ても南北朝鮮の国際映画祭へ出品した作品は極少数であろう。受賞ともなれば世界初ともなりえる偉業である。日本だけではなくアジア、そして世界中の人々が「ニジノキセキ」を追いかける日もそう遠くないかもしれない。(3ページに続く)

2019.06.06