グァン・ピピ役ビクトリア(宋茜) インタビュー
1、本作の出演を決めた理由をお教えください。
とにかくストーリーに惹き込まれたからです。ピピという役がとても可愛いと思いました。それに、レスト・チェンさんは大好きな監督さんで、以前から一緒にお仕事がしたいと思っていたので、その機会が訪れてすぐに引き受けることにしました。
2、人気ウェブ小説が原作ですが、実写化にプレッシャーはありましたか?
プレッシャーはありましたが、実写化にというよりも、ピピという役に対してですね。ピピは夢があるけれど実現できなくて、恋愛もうまく行かず、周囲に誤解されやすい感じのキャラクターですので、演じる時はできるだけ皆さんに愛され、共感され、彼女の心情を理解していただけるように心がけました。個性が強いキャラクターではないので、表現するのにいろいろと苦労しました。
3、監督のこだわりで全編撮影をタイで行いましたが、海外での撮影で大変だったことを聞かせてください。
大変だったのは天気ですね。タイは蒸し暑くて、毎日肌がベタベタしていました。他は特に問題がなく、むしろ海外ではすぐ役に入り込むことができました。
4、キスシーンは何度も撮り直したようですが、監督から具体的にどのような要求があったのでしょうか?
監督が撮影前にこのシーンではどういう感じが欲しいかを教えてくれました。また、リハーサルしていく中で、新たなアドバイスをくれました。例えば、こうしたらもっと面白くなるよとか。
5、撮影現場の雰囲気は?
撮影現場の雰囲気は良かったです。現場ではタイ語や中国語を話す人、さらに間で通訳をする人もいてとても面白かったです。ある言葉が何人もを経て伝わってきて、やっと意味がわかるということもありました。また海外での撮影は雰囲気があって、バス停や観覧車などの場所も格別に美しいと感じました。
6、時代劇シーンで披露した“古装”やドレス姿がとても美しいと話題になりました。ピピならではのファッションポイントがあれば教えてください。
ピピはごく平凡な女の子で、デニムと T シャツといった、今の一般的な女の子が着るカジュアルな服です。たまにドレスも着ますが、特別にゴージャスな感じではなく、彼女に合うシンプルなデザインです。監督はナチュラルな感じが好きで、俳優が髪の毛を染めるのも、複雑なデザインも、あまり好みませんでした。自然でシンプルなものが良いみたいですね。今回の作品では、さまざまな時代があって、それぞれの時代の衣装を着ることができて満足です。
7、本作は、一大ブームを巻き起こし、またたくさんの芸能人がSNSでコメントも残していましたが、人気を直に感じた出来事はありましたか?
周りの人々がドラマを話題にしていましたし、友達から“ピピはなんでこうなの?”と連絡が来たりして、人気を実感しました。また、消極的なピピがかえって可愛いという意見もいただいて、本当に嬉しかったです。
8、日本ではタイトルが「千年のシンデレラ」と名付けられたように、まさに世界中の女性が憧れるシンデレラストーリーでした。そんなピピの人生を生きて学んだことや、心境の変化などがあれば教えてください。
このドラマはまさにピピの成長過程を描いています。臆病で弱気な彼女が恋愛と仕事で挫折を経験した後、恋愛においてはホーランが異星人である事実を受け入れ、彼と友達になるように試み、仕事においては挑戦や努力をするようになった。これらは彼女の成長過程です。そんなピピの人生から、何事もできるかできないかは一旦脇に置いておいて、まず自分に自信を持って一歩を踏み出すことの大事さを学びました。
9、映画やドラマに関して、今後ビクトリアさんが演じてみたい役柄や、挑戦したいジャンルはありますか?
たくさんあります。違うジャンルや題材の作品を演じてみたいですし、違う職業も体験してみたいです。悪役にも挑戦してみたいですね。腹黒い役とか。
10、お休みの日はどのように過ごされることが多いですか?
休みという休みは本当に今まで過ごしたことがありませんでした。海外に行っても仕事です。仕事が入っていない1日や2日ぐらいの休みでしたら、できるだけ家にいてリラックスします。でなければ、自分へのご褒美に美味しいものを食べに行きます。
11、来日されたことがあると思いますが、日本に対する印象や思い出をお聞かせください。
日本には何度も行ったことがありますが、全部仕事ですので、基本的に空港⇒ホテル⇒コンサート会場というルートでした。旅行で日本に来たことはありませんが、日本の食文化がとても印象的です。日本の食べ物はどれもおいしくて、手が込んでいて、アイデアも斬新で、しかもヘルシーですから。
12、最後に、「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします。
私が演じたピピという役を気に入っていただけたら、私にとって最大の光栄です。これから演じる役も作品も皆さんに愛されるように頑張ります。
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