「防弾少年団」は、各自の能力も優れたグループだ。メンバーのソロの自作曲、ミックステープも愛されている。今回の公演でもソロステージが光を放った。
まず、J-HOPEは「Just Dance」で会場を盛り上げた。彼ならではの明るいエネルギーは圧倒的。ジョングクは「Euphoria」を通じて、甘いボイスを誇った。特に、ジョングクはリフト装置を利用し、空中をさまよい、感動を加えた。まるで天使のような感じを漂わせた。
JIMINは「Serendipity」で美しいダンスと声を聴かせた。 RMは「LOVE」のステージで、格別なカリスマ性を発揮した。 「Singulariy」を歌ったVはベッドを活用し、挑発的な魅力をアピール。SUGAは都市の雰囲気に飾られたセットで、「Seesaw」を熱唱し、甘いボーカルを披露した。JINは雨が降るようなスクリーンの中で、「Epiphany」を歌った。彼のピアノ演奏が曲の雰囲気を最大限生かした。
さらに、ユニットステージも印象的だった。JIN、JIMIN、V、ジョングクは「Undelivered Truth」を歌い、幻想的なハーモニーを届けた。 RM、SUGA、J-HOPEは「Tear」で鋭いラップを披露した。
「防弾少年団」のトークも公演を楽しくした。彼らは英国特有の発音を生かし、トークを展開し、英国の雰囲気を楽しんだ。
何よりも「防弾少年団」はウェンブリーに足を踏み入れたことが意味深い。 RMは「僕たちがついにウェンブリーに来た」と喜びを表現。SUGAは「TVで見ていたステージだった。ロンドンはいつも僕に忘れられない思い出を残してくれる。きょう楽しかったですか?きょうを絶対に忘れないでほしい。来てくれてありがとう。アイラブユー」と話した。
JINは「『ボヘミアン・ラプソディ』を見ながら、ウェンブリーを夢を見ていた」とフレディ・マーキュリーのマネをした。JINが「エオ!」と叫ぶと、ARMYも「エオ!」と応えた。そうしてJINは「愛しています。ARMY」と格別なファン愛を伝えた。
JIMINは「僕は『エオ』と言わない」とし、「ARMY!」と叫んだ。これに、6万人のARMYは一斉に「ARMY!」とマネして叫んだ。Vは「きょうこの瞬間は永遠に僕の心にあるだろう」とし、「とても幸せ」と打ち明けた。
「防弾少年団」のステージなだけに、ARMYの反応も史上最大級だった。広いウェンブリーを埋め尽くしたペンライトは1分1秒が鳥肌モノだった。特に、6万人のうち外国人の観客がほとんどだったにもかかわらず、韓国語の大合唱が続くという驚きの連続だった。
そして、ARMYは立ち上がったまま観覧し、楽しく踊った。若い女性ファンだけでなく、老若男女さまざまなARMYは、「BTS!」と叫び、お祭りムードを完成させた。
「防弾少年団」はウェンブリーに続き、8日フランス・パリのスタッド・ド・フランスに足を踏み入れる。1998年ワールドカップ、2003年の世界陸上選手権大会、2007年ラグビーワールドカップを行った場所で、8万人を収容する。その後、彼らは日本でワールドツアーのピリオドを打つ予定だ。
WOW!korea提供