“つらい時慰労になったBTSの歌”…ミニコンサート場になったロンドンポップアップストア

◆ つらい時慰労になったBTSの音楽、生きて行く理由
今回のウェンブリー・スタジアムコンサートを見るためにイギリスへ来たというチェコ人のエリザベス(18)とイタリア人のシルビア(28)は、「私たちはさっきリバプールストリート駅で初めて会って一緒にポップアップストアへ来ました」とそれぞれのかばんに付いた防弾少年団のグッズを見てあいさつをしたと述べた。

シルビアは「つらい事があった時、防弾少年団の音楽が大きな慰労となりました」と話した。エリザベスも「彼らの歌に込められたメッセージは本当に美しくて、私に力をくれます」と強調した。
防弾少年団は、4日と5日にアメリカロサンゼルスのローズボウルスタジアムを皮切りにスタジアムツアー「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」を開始した。アメリカ、ブラジル、イギリス、フランス、日本など8都市で16回のスタジアムコンサートを行うという長旅だ。Big Hitエンターテインメントは、公演の熱気を精一杯引き上げるためにツアーが開催される都市ごとにポップアップストアを運営している。

公演前にポップアップストアを訪れたファンは、大型画面に流れる防弾少年団のミュージックビデオを見ながら大きな声で一緒に歌ってダンスまでした。現場はたちまちミニコンサートに変わった。「ファンはもちろん沢山の人々が楽しむ祭りのようなイベントになってほしい」というBig Hitエンターテインメントの企画はロンドンでも通じた。

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2019.05.30