韓国で大きな社会現象を起こしたドラマ『太陽の末裔』。このドラマがなぜ、これほど大ヒットしたのか。日本の韓国ドラマファンの目線からその要因を探ってみたいと思います。
完璧な男ユ・シジン
理由１／ユ・シジンがかっこよすぎる
特戦司令部大尉ユ・シジン（ソン・ジュンギ）は、幼いころから勉強も運動も得意で、容姿端麗。「美人と子供と老人は守る」というユニークな信念を持っています。
ウィットに富んだ冗談も得意で、とにかくやることなすことすべてが「めちゃくちゃかっこいい！」の一言に尽きる完璧な男なのです。
理由２／制服に萌える
『太陽の末裔』は若き軍人と美人女医のラブストーリーです。ポスターを見た印象では、ソン・ジュンギの軍服姿から戦争をイメージしてちょっと引いてしまうかもしれませんが、戦争というより、祖国の平和を守る軍人として描かれています。
軍人の制服姿はとても凛々しく、韓国男性の逞しさの象徴ともいえるかもしれません。
理由３／ロケーションが美しすぎる！
『太陽の末裔』はギリシャでも撮影が行なわれました。ザキントス島という観光地で有名な島ですが、そのロケーションの美しさをはじめ、山岳部の町アラコバやエーゲ海に浮かぶレムノス島など、現実逃避してしまうような美しい風景がたくさん出てきます。
その美しいロケーションと太陽の光をバックにしたラブシーンには思わずうっとりしてしまいます。
理由４／命がけで救われるシチュエーションにハラハラドキドキ！
劇中でヒロインのカン・モヨン（ソン・ヘギョ）が何度か命の危険にさらされるシーンがありますが、その度にユ・シジンが戦闘モノのヒーローの如く現れ、命がけでヒロインを救い出します。
あまりのかっこよさに「こんな助け方はありえないでしょ!?」とも思うのですが、それが韓国ドラマのよいところ。
荒唐無稽な作り方が、韓国ドラマらしさでもあるのです。
極限状態において命を救われる。危険や困難を共にすることによって男女の恋愛が発展するというのは、心理学的にも解明されています。
だとすると、ヒロインに共感しながらドラマを視聴している女性たちが「ユ・シジンの虜にならないはずがない！」と言っても過言ではないでしょう。
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