韓国でバレリーナを本格的に描くのは初めてと言われているドラマ『ただ、一つだけの愛』。KBSで5月22日から放送が始まったが、このドラマの大きな注目は天使に扮するキム・ミョンス(INFINITEのエル)の演技だ。視聴率でも、上々のスタートだった。
映像が華やぐ
シン・ヘソンとキム・ミョンスが共演する『ただ、一つだけの愛』は、5月22日に第1回の放送があり、視聴率は7.3%だった(ニールセンコリア/全国統計)。そして、第2回は視聴率が9.2%にアップしている。
水木ドラマとしては、同時間帯で視聴率1位を獲得している。とてもいいスタートを切ったと言える。
このドラマは、絶望に陥ったバレリーナとそれを救おうとする天使の物語だ。
シン・へソンが扮するイ・ヨンソは天才的なバレリーナだったが、不慮の事故によって視力を失い、生きる意欲をなくしてしまった。
亡くなった両親から大きな財産を得たのだが、それによって醜い争いも起きている。何もかも信じられないイ・ヨンソは、自ら命を絶とうとする。
そんなイ・ヨンソを優しく見守るのが天使のダンだ。キム・ミョンスが、白い衣装で演じていて、まさに彼が登場するだけで映像が華やぐ。
言ってみれば、『ただ、一つだけの愛』は天使をめぐるファンタジーなドラマなのだが、スタートから絶望するバレリーナの姿が延々と描かれていて重苦しい。それゆえに天使のキム・ミョンスが出てくると、心がホッと和む。とにかく、キム・ミョンスの存在感が本当に大きい。
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