ガールズグループ「KARA」の前メンバー、ニコルが3年に及ぶ前所属事務所との問題をきれいに整理し再起を図れるか、関心が高まっている。
2011年、前所属事務所DSPメディアとの葛藤が明るみとなり、他事務所との接触、またDSPメディアとの契約満了に伴う「KARA」脱退など、常に”イシューメーカー”となっていた彼女が、ついに事務所問題を解決する直前まできているからだ。
ニコルはソロ活動を準備しながら、歌手イ・ヒョリの所属事務所でもあるB2Mエンターテインメントと専属契約を協議中であり、25日現在、90%以上の話し合いが進行しているという。B2Mエンターテインメントのキル・ジョンハ代表はこの日、OSENの取材に応じ「最終調節をしている段階。契約が円満に進行すれば、来月にはソロデビューが可能となるだろう」と明かした。
契約は、誰にも断言することはできないため、いまのところ”確定”と見るのは難しいが、B2Mエンターテインメントはニコルが選択できる最善の策ともいえる。
キル代表はニコルがDSPメディアでの練習生時代に出会い、「KARA」のデビュー初期を共にした人物だ。以降、キル代表が退社し別れたものの、ニコルの指向や潜在力を誰よりも知る人物である。
実際、ニコルは「KARA」内部で個人の力量を十分に発揮し、音楽だけでなく大衆的な知名度をあげるまでには至っていないため、ソロデビューに関して“100%成功保障”とまでは断言できない状態。ニコルを理解するパートナーが必要だという評価だ。キル代表はDSPメディアで「Fin.K.L」、「KARA」などを手掛け、現在のイ・ヒョリ、「SPICA」ら女性歌手により特化していて、ニコルとのシナジー効果を期待する価値はある。
ニコルにとって、所属会社の安定問題はかなり至急な事項だ。ニコルの母親は多くの芸能関係者たちと縁を持つが、“過度に”多くの情報や人脈はかえって共に仕事しにくい点も出てくる。去る3年間、ニコル側と接触してきたという理由だけで話題の中心に立った会社は数多く存在する。これは、一般人にもニコルが“トラブルメーカー”のイメージを強くさせる要因でもある。安定した場所から音楽で勝負する姿をはやく見せることが先決だと、音楽関係者は口を揃える。
ニコルの音楽的方向性については、まだ予測するのは難しい。以前、彼女はPSYを米国のスクーター・ブラウンに紹介したイ・ギュチャン氏により、米国で活動する作曲家たちと接触していたことも伝えられたが、今後の具体的な成果は明かされていない。
WOW!korea提供