麻薬容疑で逮捕の米国出身弁護士タレント、逮捕状棄却=逮捕から2日で釈放

麻薬容疑で逮捕の米国出身弁護士タレント、逮捕状棄却=逮捕から2日で釈放

ヒロポン(メタンフェタミン)投薬容疑で逮捕された米国出身弁護士のタレント、ロバート・ハリー(韓国名:ハ・イル、61)が警察から釈放された。

ロバート・ハリーは10日午後8時ごろ、逮捕状が棄却され、収監されていた京畿水原南部警察署留置場から出てきた。この日、ロバート・ハリーは待機中の車に乗り込む前に取材陣の質問に「申し訳ありません」と短く答え、離れて行った。

ロバート・ハリーに対する逮捕状が棄却処理され、事件を担当している京畿南部地方警察庁サイバー捜査隊は不拘束捜査で調べを続けていく方針だ。

先立って、京畿南部地方警察庁サイバー捜査隊は去る8日午後4時10分ごろ、ロバート・ハリーのソウル自宅で、麻薬類管理に関する法律違反容疑で逮捕した。ロバート・ハリーは最近、インターネットで購入したヒロポンを投薬した容疑をもたれており、警察の取り調べで一部容疑を認めたことがわかった。

またロバート・ハリーは2017年と2018年、2度にわたって麻薬類管理に関する法律違反容疑で警察に召喚され取り調べを受けたことがわかった。当時、警察はロバート・ハリーの毛髪を国立科学捜査研究院で麻薬検査を実施した結果、2度とも陰性反応で嫌疑なし処分を受けていた。

警察は去る9日、ロバート・ハリーに対して麻薬類管理に関する法律違反容疑で逮捕状を申請した。その後、水原地方裁判所は10日、ロバート・ハリーに対する拘束前被疑者審問(令状実質審査)を行い、逮捕状を棄却。裁判所は「ロバート・ハリーの犯行事実に対する証拠資料の大部分が収集された」とし、「過去2回の麻薬投薬容疑に対する処罰もなく、証拠隠滅の恐れがない。拘束する事由と必要性を認めるのは難しいと判断する」と説明した。

 

WOW!korea提供

2019.04.11