「コラム」日韓関係の悪化も関係なし!今日も新大久保は大賑わい

政治的にいえば、日韓関係は最悪のレベルだと言う。しかし、新大久保に行ってみると、平日だというのに、歩道を歩けないほどの混雑ぶりだ。その熱気の中にいると、「日韓関係は大丈夫」と思えてくる。

インスタ映えする光景

「政治は政治、観光は観光」というわけなのだろう。日韓の間で往来する人々が大幅に増えている。
たとえば、2018年11月から2019年1月までの3カ月を見てみよう。
韓国に行った日本人の数は、前年より約33%も多い77万9000人だった。
一方、韓国から日本に来た人は204万9000人もいた。これは、来日する外国人の26%以上だという。
これほど多くの人たちが日本と韓国の間を行ったり来たりしている。政治がどうであろうと、「自分が行きたいところに行く」という気持ちが数字に表れている。

それは、新大久保も同じ。
ここは東京随一のコリアンタウンとして知られるが、平日の昼に訪れたら、あまりの人の多さに心から感心してしまった。
JR山手線の新大久保駅の改札口を出る。右に曲がってガードをくぐろうとしても、人がいっぱいでなかなか前に進まない。ここから早くも人の多さに圧倒される。
ようやくガードをくぐって大久保通りの韓流ショップの密集エリアに出る。若い女性が歩道を埋めつくしている。

そして、ズラリと続く行列の数々。チーズタッカルビの店、アリランホットドッグ、ホットク、トッポキ、新しいスタイルのチキン料理の店……。街角の至るところで、インスタ映えする光景が繰り広げられている。
みんな、本当に楽しそうだ。
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2019.03.20