“警察総長”という職級はない。警察“庁長”の誤記なのか、”検察“総長の誤記なのかと混乱を招いたが、14日におこなわれた取り調べで本庁に所属のA氏だと分かった。A氏は最近、参考人として調べを受け、「組織に迷惑をかけた」と明らかにした。
しかし、飲酒運転の当事者であるチェ・ジョンフンは、警察との癒着関係を否認している。チェ・ジョンフンは摘発された際に、警察の上部に「大衆に知られないように処理してほしい」と頼み、飲酒運転摘発の事実を知らせないまま芸能活動を続けてきたことが明らかになり、警察と隠密な関係を維持しているのではないかという疑惑が浮上。その上、チェ・ジョンフンの飲酒運転摘発をもみ潰した警察官が、チェ・ジョンフンの誕生日にお祝いのメッセージまで送っていたという報道が相次ぎ、疑惑はさらに深まった。
16日午前、被疑者として警察に出頭したチェ・ジョンフンは、飲酒運転をもみ潰すためにパク・ハンビョルの夫ユ・インソクを利用して警察に請託したことはあるかと聞かれ、「ない」と容疑を否認。しかしA氏はユ・インソクと親しく、共に食事やゴルフをしたことがあると証言しているだけに、警察との癒着疑惑は当分続くとみられる。
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