「音楽番組に出演させてあげる」…有名女性歌手の弟が詐欺容疑で懲役8か月=一審

「音楽番組に出演させてあげる」…有名女性歌手の弟が詐欺容疑で懲役8か月=一審

無名歌手に「番組に出演させてあげる」と騙し、数百万ウォン(数十万円)を横取りした容疑で裁判に移された50代の男に、一審で実刑が言い渡された。

ソウル中央地裁は8日、詐欺容疑で起訴されたイ某被告(52)に懲役8か月を宣告した。この日の実刑宣告で非拘束状態だったイ被告は裁判所に拘束された。

裁判部は「イ被告は自身の姉が芸能人だという点を利用し、被害者を欺いた」として、「詐取した金額の規模が少なくなく、相当な期間が経ったのに被害が回復しなかった」と量刑理由を説明した。


イ被告は2015年11月、ある無名歌手に「これから2年間、KBS全国のど自慢と歌謡舞台に8回出演させてあげる」として5000万ウォン(約500万円)を騙し取った容疑で起訴された。

有名トロット歌手の弟で事務所のマネジャーであるイ被告は「姉が有名で、マネジャーの仕事をしながらプロデューサーたちと親しくなった」とし、「もし半年間、地上波スケジュールがなければ5000万ウォンを返す」と述べていたことが分かった。

しかし、検察の調査でイ被告は音楽番組プローデューさーとの特別な親交はなく、金銭を受け取っても音楽番組に出演させる意思はなかったということだ。

また、イ被告は2016年、パク某氏(50)に歌手協会の幹部だった姉を言及し、「姉の身分は確実だから、信じて金銭を貸してほしい」として、1000万ウォン(約100万円)を借りて返済しなかった疑いも受けている。

 

WOW!korea提供

2019.03.08