「取材レポ」パク・ジョンミン、完ぺきなセリフの言い回しと美しい歌声、パワフルなダンスで輝きを放つ!出演ミュージカル「ifi(イフアイ)」公開舞台稽古を開催!

DSC_90989月5日(金)、同日より21日(日)まで東京・青山劇場にて、26日(金)〜28日(日)まで大阪・梅田劇場芸術シアター・ドラマシティにて上演されるオリジナル・ダンス・ミュージカル「ifi(イフアイ)」の公開舞台稽古が行われ、今年5月に宝塚歌劇団を惜しまれながら退団した元花組男役トップスターの蘭寿とむ、世界的ダンサーであるケント・モリ、ミュージカル俳優のジュリアン、そして韓国の人気アイドルグループSS501のメンバーでありながら、ドラマ、バラエティ、ラジオDJなど幅広い分野で活動し、アジアのトップアイドルへと登りつめたパク・ジョンミンらが登場した。

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本作は、在団中からダンサーとして数々の名シーンを残し、ダンスの世界でも注目を集めている蘭寿とむの元に、BAD BOYS OF DANCEを主宰し、日本でもおなじみのラスタ・トーマス、日本のみならず世界のダンス界から天才と呼ばれ、絶賛を浴びる白河直子、日本人男性で初めてシルク・ド・ソレイユに出演し、世界中のファンを魅了する辻本知彦、初来日となるストーリーボードP、マドンナのツアーに参加し、マイケル・ジャクソンへの追悼ダンスを披露したケント・モリといった世界レベルの実力派ダンサーたちが集結。

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DSC_9083世界のエンターテインメント・ダンスシーンをリードする出演者と振付家によって造り上げられた新しい形のオリジナル・ダンス・ミュージカルで、今夏もっとも注目を浴びている作品の一つだ。

 

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パク・ジョンミンは、公私ともに主人公ユーリ(蘭寿とむ)のパートナーであったヒロ(A:ジュリアン/B:黒川拓哉)の弟であり、ユーリを映画監督として尊敬し、また、ひそかに恋い慕う男の役を演じている。
オープニングでは、ステージ後方の大きな階段状のステージが星空のように光り輝き、真っ白な衣装に身を包んだキャストたちが登場。蘭寿とむの深みのある歌声に導かれるように、パク・ジョンミンが舞台中央に降り立つと、ケント・モリとともに、時計の針を連想させる独特なダンスを披露。息の合ったデュエットで美しい音色を紡ぎ出す蘭寿とむとジュリアン、そしてそんな2人をそっと見守るようなパク・ジョンミンの切ない眼差しは、彼の苦しい胸の内を物語っていた。

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DSC_9127ジュリアンに会いたいと「ifiの世界」へ飛び込んだ蘭寿とむを連れ戻そうとするシーンでは、蘭寿とむ、ジュリアンとともに、劇中歌「メビウスの輪」を素晴らしい歌声で披露すると、さらに別のシーンでは、赤と白の衣装に身を包み、情熱的なラテンの音楽にのせて、とびっきりの笑顔を見せながら、美しい歌声とパワフルなダンスを披露し、その才能の高さを証明した。また劇中では、日本語のセリフを完ぺきな言い回しでこなすなど、彼の不断の努力の成果も垣間みられた。

DSC_9137DSC_9143 第二幕では愛するユーリを想い、「♪君は兄の恋人~」と情感たっぷりに、せつせつと歌い上げる“パク”の ソロ・シーンは大きく心を揺さぶられ、その歌声は会場を包み込んだ。

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「if i(イフアイ)」もしも、あの時、違う選択をしていたら……」と違う人生、しあわせを求めて心の旅にでたユーリ。
卓越した迫力のダンスパフォーマンスで舞台をさらに盛り上げるケント・モリ扮する占星術師ケントの導きで異世界「ifi」へ。
ヴェニスの仮面舞踏会「マスカレード」、ブラジルのラテン音楽シーン「エステュディオ」、アメリカのキャバレー「キャバレティスト」と3つのシーンでフラメンコ、チャールストン、タンゴなど、ダイナミックで華やかなダンスシーンを演出。

DSC_9188DSC_9191DSC_9262DSC_9201DSC_9202DSC_9219 さらにクラシックバレエの技巧も取り入れるなど、世界トップレベルのキャストたちが多種多様なダンスで演じ分け、幻想的かつ、ハイクウォリティな世界を描いている。
初日から14日までがAバージョン、17日から21日までと9月26日からの大阪公演はBバージョンのラストシーンとなっている。
尚、大阪公演のチケットは既に“SOLD OUT”となっている為、過去を変えて「if i」の世界で驚愕の真実と向き合うBバージョンはぜひ、17日からの東京公演を鑑賞し、両方の魅力を体感してみてはいかがだろうか。

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取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

<主演:蘭寿とむコメント>
宝塚歌劇退団後初の主演舞台。ケント・モリさんをはじめとする世界トップダンサーやシンガーとの初共演、セット、照明、プロジェクションマッピングが融合したとても不思議な“ifi(イフアイ)の世界観の中で、パワフルなダンスとメロディアスな歌をお届けします。
歌や芝居、女優としてすべてが新しい挑戦であり、新鮮な気持ちで取り組んでいます。
今までお見せしたことのない、新たな蘭寿とむの表情、姿を、感じていただければと思います。また、今回は、AバージョンとBバージョンの結末が違うという珍しい公演です。ぜひ、両バージョンご覧いただき、ifiの世界をより深く感じていただきたいです。

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『オリジナル・ダンス・ミュージカル「ifi(イフアイ)」』
【ストーリー】
ニューヨーク・マンハッタンで、単館系の映画監督として数々のヒット作を生み出していたユーリ(蘭寿とむ)は、映像カメラマンのヒロと一緒に暮らしていた。仕事に明け暮れているユーリに対し、ヒロ(ジュリアン/黒川拓哉)は二人の将来のこともプランしたかったが、それでも2人は平和な日々を送っていた。あの事件が起こるまでは……。
ユーリとヒロがよく行く食料雑貨店<This or That>には一風変わった男・ケント(ケント・モリ)がいる。彼は占星術の占いができるため、悩みを抱えた客たちが彼のもとに毎日のように訪れていた。ある日のこと。<This or That>の帰りに、ユーリとヒロは若者の喧嘩に巻き込まれてしまう。とっさにヒロからカメラを奪い取って撮影し始めるユーリ。ヒロは危険を感じて撮影するユーリを止めようしたが、彼女はヒロが止めるのを聞かずに撮影を続けた。ユーリにとってはトラブルも恰好の映画のネタになるからだ。案の定、ユーリの行動に怒った若者たちはふたりに襲いかかった。そして…。この日、ユーリはヒロを永遠に失った。
激しい後悔の念に苛まれたユーリは事件直後から<This or That>に通いつめ、ケントの占いに依存していく。あの事件が起きたのは、自分が撮影を続けたから、選択を誤ったからだと自分を責め、自分の意志で物事の選択ができなくなったのだ。
そんなユーリのことを、心の底から心配している姿があった。ヒロの弟・パク。彼はユーリを映画監督として尊敬し、ひそかに恋い慕っていた。
ある日、<This or That>で、ユーリは自分自身に問いかける。
「If I……。もしも、あの時、もう一つの選択をしていたら……。それが、ifiの世界。もう一人の自分に会える世界。ユーリはその世界に行きたい?」
もしもあの時の選択を選び直せるのなら。 ヒロに逢えるのなら。
ユーリはケントの導きで異世界「ifi」へ堕ちていく…。
広がっていたのは、占星術と彼女が撮った映画の世界が混ざり合った摩訶不思議な世界。「マスカレード」「エステュディオ」「キャバレティスト」そして「オルフェ」。しかも、登場人物は、それぞれに事情を抱えた<This or That>の客たち。
「ifi」の世界で、ユーリは何を知り、何を思うのか。そして、その先にあるものは……。
Aバージョンでは恋人を取り戻しにifiの世界へ飛び込んでいく!
Bバージョンでは過去を変えるためにifiの世界に堕ちていき、驚愕の真実と向き合う!
A or B? あなたはどちらの扉を開きますか?

 

■ifi公式サイト http://ranjyu-ifi.com/

■ifi 公式Twitter @ifi_official

■パク・ジョンミンオフィシャルファンクラブhttp://www.parkjungmin.jp/

2014.09.11