韓国リメイク版となる韓国ドラマ『マザー~無償の愛~』は、イ・ボヨン主演で2018年に制作されました。大筋の展開は日本版と同じですが、韓国ドラマならではのラブロマンスも加わり、さらにはエンディングが異なっているなど、独自の脚色も加えられています。
「百想芸術大賞2018」(韓国のゴールデングローブ賞と言われる賞)ではドラマ部門作品賞/新人賞(ホ・ユル)を見事に受賞し、「第13回ソウルドラマアワード(SDA)」で作品賞部門ミニシリーズ最優秀賞を受賞しました。さらに「第1回カンヌ国際ドラマ祭CANNESERIES 2018」では全世界のドラマ中、アジアで唯一、公式競争部門の10作品のうちの一作に選ばれるなど韓国リメイクも世界で高い評価を得ました。
韓国版の子役を演じたホ・ユルはこの作品がドラマ初出演とは思えない、迫真迫った演技を披露しています。
今回、日本テレビが韓国版を購入したことで、日テレ版と韓国版、その“再現”と“違い”を見つけながら2作品あわせてお楽しみいただける企画となりました。
日本テレビ情報・制作局 次屋 尚(つぎや ひさし)プロデューサーコメント:
「日本での『Mother』放送直後に、韓国CJ E&M社からリメイク権を買いたいと聞いたときは大変驚きました。その後、脚本を練りに練って、2018年に韓国で放送になった時はどのようにリメイクされているのか大変楽しみにしていました。カンヌで開かれた「第1回カンヌ国際ドラマ祭CANNESERIES 2018」で2000人以上が観賞した上映会に同席したのですが観客が物語に引き込まれていくのをじかに感じることができて私も感動しました。上映終了後にはスタンディングオベーションでスタジオドラゴンの制作陣と主演の二人に惜しみない大歓声を送っているのに混じって私も大拍手を送りました。私の後ろで泣いている女性がいらしたので、何気なく目を合わせたところ「私も、あの主人公と同じ生い立ちなの。この物語にとても共感した。素晴らしい。」と話してくださいました。今回、日テレプラスで一挙放送されることをとても嬉しく思います、たくさんの方に見ていただければ幸いです。」
日本テレビでは今後も世界中の視聴者に日テレ名作ドラマのリメイク版を楽しんでいただけることを願い、一層ビジネスを展開してまいります。
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