これまで社会服務要員の兵役期間は24カ月だった。陸軍の現役兵が21カ月だったのに対して、3カ月だけ長かったのだ。しかし、2018年10月から兵役期間が短縮されて、最終的に陸軍で18カ月になる。それにともなって、社会服務要員の兵役期間も短くなっていく。
兵役終了が何日早まるか
社会服務要員の兵役期間が陸軍の場合と比べて3カ月長かったのも仕方がなかった。それは、兵役法ではっきりと決められていたからだ。
それでも、社会服務要員の兵役期間が陸軍と連動していることは間違いない。それによって、今回の兵役期間の短縮が社会服務要員にも及んだのである。
具体的に言うと、2020年6月15日以降に入隊した人から3カ月の兵役短縮が完全実施されるが、それ以前に入隊した人は、入隊日に応じて段階的に短縮されることになっている。
それは、「2週間に1日ずつ短くする」という方法が採用されている。
チャン・グンソクの場合に当てはめてみよう。
チャン・グンソクは2018年7月16日に兵役をスタートさせ、社会服務要員としてソウル消防災難本部で代替服務をしている。
当初は社会服務要員の兵役期間が24カ月だったので2020年7月15日の兵役終了が予定されていたが、段階的な兵役期間の短縮が行なわれて、チャン・グンソクは41日除隊が早くなる。
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