“医療ミス”故シン・ヘチョルさんの執刀医に12億ウォンの賠償命令=控訴審

“医療ミス”故シン・ヘチョルさんの執刀医に12億ウォンの賠償命令=控訴審

韓国歌手シン・へチョル(享年46)の遺族が手術の執刀医を相手に定期した医療訴訟の控訴審で勝訴した。ただし、賠償額は約12億ウォン(約1億2000万円)となり、一審より4億ウォンダウンした金額だ。

ソウル高裁民事9部は10日、シン・ヘチョルの遺族がカン・セフン元スカイ病院長と保険会社を相手に定期した損害賠償請求訴訟で原告の一部勝訴判決を下した。

裁判部はカン被告が故人の夫人であるユン・ウォンヒ氏に5億1300万ウォン、2人の子供にそれぞれ3億3700万ウォンと遅延利子を支給し、全体賠償額のうち約2億9400万ウォンは保険会社が負担するよう命じた。

この日裁判部が認めた賠償額は合計11億8700万ウォン。これはカン被告が遺族に15億9000万ウォンの支払いを命じた一審より4億ウォンほど下がった額数だ。「シン氏が指示に従わなかったのが死亡の原因」とするカン被告の主張を控訴審裁判部が一部受け入れたと解釈される。(2ページに続く)

2019.01.10