寿里
斉藤秀翼
なお、金井成大と斉藤秀翼の2名は本公演が初の朗読劇挑戦とあって、演技に注目が集まる。これで、1月公演の出演キャストは全て明らかになったが、出演日によって異なる組み合わせとなるので、同じストーリーでもその印象は大きく変わって感じられるだろう。ぜひ、繰り返し足を運んで作品の奥深さを感じ取ってほしい。
そして2月公演のチケット先行が本日より受付をスタートしている。S席のチケット購入者には特典として、当日出演の全キャストの直筆サインが入ったポストカード・セットがプレゼントされることも発表されたので、チケット争奪戦となるまえにぜひチケットを手に入れることをおすすめしたい。
演目の「最果てリストランテ」は朗読劇用に書き下ろしたオリジナル原作で、死者を迎える不可思議なレストランを舞台に、それぞれの登場人物によって繰り広げられる感動のヒューマンドラマが描かれる。
<あらすじ>
これはとある場所の小さな小さなレストランの物語。
そのレストランの営業時間は決まっていない。
そこは人生でたった1度しか訪れることが出来ない。
そこは三途の川を渡る前、最後の晩餐をとるためのレストラン。
そのレストランでは料理の注文をすることは出来ない。
できるのは最後の晩餐の相手を選ぶこと。
選べる人の条件は既にこの世に存在しない人物、1人に限るということ。
相手が決まれば料理も自然に決まる。
料理するのは韓国人のハン。
レストランに訪れる人達の思い出の料理を振舞い、その料理を口に運んだ人達はみな笑顔になり饒舌になる。そして新たな旅路へと向かっていく。
一方、ハンは記憶の全てを現世に置き忘れてきてしまっていた・・・
(3ページに続く)