「防弾少年団」、グラミー賞ノミネート不発? また違う可能性

「防弾少年団」、グラミー賞ノミネート不発? また違う可能性

「防弾少年団」がK-POPグループとして初めて、グラミー賞にノミネートされた。全世界のファンが期待していた「Best new artist」部門ではなかったが、改めてK-POPの新しい歴史を刻んだ。

グラミー賞側は7日(現地時間)、「Record Of The Year」、「Album Of The Year」、「Song Of The Year」、「Best New Artist」など主要部門の候補者・候補作を全て公開した。ケンドリック・ラマーが8部門にノミネートされ、ドレイクが7部門、ブランディ・カーライルが6部門に名を連ねた。

保守的な媒体とされるグラミーなので、審査基準はとても厳しい。「防弾少年団」とファンが狙っていた「Best New Artist」の場合、前々年度10月1日から前年度9月30日までに発表したアルバムが1枚(または5枚のシングル)以上、3枚(または30枚のシングル)以下でなければいけない。

ことしの成績だけを見れば、「防弾少年団」としてはビルボード200チャートに2枚のアルバムや1位に上がり、この上なく素晴らしかったが、候補基準には合わない。2017年10月からことし9月末までにデビューしたのではなく、数年間で複数の曲を発表し、人気を博しているからだ。

このような予測が外信を通じて相次ぐと、ファンは残念がった。しかし、「防弾少年団」は奇跡を起こした。「Best Recording Package」に、「Love Yourself: Tear」でアートディレクターを務めたHuskyFoxと共に堂々とBTSの名を連ねた。これはやはり、韓国初の快挙だ。

これに対し、複数の海外メディアは「防弾少年団」の足跡に賛辞を送っている。たった一度だけの「Best New Artist」受賞の機会を逃したのは残念だが、あまりにも売れていて、候補基準に満たしていないということを強調し、全世界のARMY(「防弾少年団」のファン)と「防弾少年団」の残念さをなだめている。

グラミー賞候補が発表される前、すでにフォーブスは「『防弾少年団』は昨年9月、『LOVE YOURSELF: Her』ですでに最高記録を樹立した。このような結果は昨年、新人賞の基準だった。『防弾少年団』が帰ってくる授賞式で、賞を受け取れないというのは、議論の余地があるが、仕方のないこと」と説明した。

「防弾少年団」はビルボード・ミュージック・アワード、アメリカン・ミュージック・アワードにノミネートされたのはもちろん、トロフィーまで獲得。米国3大音楽授賞式のグラミー賞だけが残ったわけだ。「Best Recording Package」を受賞するのか成り行きが注目される。

「第61回グラミー賞授賞式」は2019年2月10日、LAステイプルズ・センターで行われる。

 

WOW!korea提供

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