兵役逃れで国外追放のユ・スンジュン、世論の反発で11年ぶりの韓国内カムバックが白紙に

兵役逃れで国外追放のユ・スンジュン、世論の反発で11年ぶりの韓国内カムバックが白紙に

歌手ユ・スンジュン(41)の韓国内カムバックが水の泡となった。

ユ・スンジュンは本日(22日)、11年ぶりに韓国でアルバム「Another Day」のタイトル曲「Another Day」を先行公開する予定だったが、音源流通会社の発売取り消し決定によりカムバックが白紙となった。

ユ・スンジュンは韓国でニューアルバムを発表し、歌手カムバックを果たす計画だった。アルバムは2007年の7th「Rebirth Of YSJ」以来、約11年ぶりとなり話題となっていた。アルバムには過去の誤った選択を後悔し反省する内容を盛り込んだ自身作詞のタイトル曲「Another Day」や「熱情」、「ナナナ」など全盛期に韓国内でヒットした“ユ・スンジュン型ダンス曲”が収録されたという。

今回のアルバムはユ・スンジュンの韓国内復帰に向けた歩みと見ることができた。2001年、兵役を回避したとの理由で永久入国禁止対象者リストに入り、韓国から追放されたユ・スンジュンははるかに遠い活動の代わりに、電撃音源発売という迂迴路を選択したのだ。しかし、ユ・スンジュンのこうした復帰は冷たい世論に遮られた。

当初ユ・スンジュンのアルバム音源を流通する予定だった流通会社は凍りついた世論に音源発売計画を全面取り消した。音源発売の取り消しにより21日にYouTubeチャネルに公開されたタイトル曲「Another Day」のティザー映像も削除された。

ユ・スンジュンは韓国ファンに改めてメッセージを伝えようとし、音源の収益金は全額寄付すると約束していた。だが、韓国ファンにその結果物が届くことはなくなった。

また、12月5日に全体公開予定だったアルバム発売もやはり未定となった状況だ。

 

WOW!korea提供

2018.11.22