公共機関として初めての国際指名招請設計競技を通じて選定したことが話題になったDDP。 DDPを建築・設計した建築家は、イギリスで活動した世界的な建築家のザハ・ハディド(イラク生れ)氏です。 ハディド氏は、夜明けから深夜まで絶えず変化するトンデムン(東大門)のダイナミズムに注目しました。 そして、DDPが立地するトンデムン周辺の歴史的・文化的・社会的・経済的脈絡はもとより、DDPを通じてトンデムンに新たな価値を加える「換喩の風景」を提案した 水の流れを連想させるコンセプト「換喩の風景」を基盤とするDDPの形態には、 空間的柔軟性だけでなく、韓国の伝統と絶えずに大きく変わるデザインの未来がすべて表現されています。
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