韓国で一日違いで放送される二つの番組が似ていることで論争が起きている。
渦中の番組は、MBCエブリワンで放送中の「週刊アイドル」とJTBCの「アイドルルーム」。
2011年7月より放送されてきた「週刊アイドル」はアイドルを主人公とする数少ない番組で、新人アイドルにとっては顔を広めるのに良い機会とされる、いわばアイドルの登竜門的番組といえる。
とくに、シーズン1ではお笑い芸人のチョン・ヒョンドンとラッパーのDefconnが息の合った司会を見せ、アイドルたちの魅力をしっかり引き出し、“2倍速ダンス”のコーナーは名物コーナーとして大きな話題を呼ぶようになった。
しかし、MBCエブリワンはことし4月、「週刊アイドル」のシーズン2を放送することになったのをきっかけに、司会者をタレントのユ・セユン、イ・サンミン、キム・シニョンに変えてイメージチェンジをはかった。
表面上では番組が改編され、司会者も変わり、心機一転と思われたが、シーズン1の司会者チョン・ヒョンドンとDefconnが2人揃ってMBCが制作するアイドルと共にするバラエティ番組「アイドルルーム」に出演することになったのがきっかけで事が大きくなった。
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