さらに、移動車の中で発声練習をしたり、ピアノの練習をする姿、誕生日のサプライズプレゼントの模様など、稽古場の密着映像も特別に披露。さらにリョウクがシンの誕生会を祝ってくれ、感動して「抱きしめていいですか?」と1回だけ抱きついたというほのぼのエピソードも明かされた。
イベントの中盤ではドラマトークへ。イ・ミンホと共演し詐欺師を演じた「青い海の伝説」では、高層ビルの屋上での決死の撮影が行われ「出来ないと言えば良かった。超怖かった」と斜めに腰掛けていたと当時を振り返り、会場を驚かせた。
また「20世紀少年少女」ではハン・イェスルの弟役を演じ、お父さん役のキム・チャンワンとビールの飲む際の“ラブショット”を撮影する際、本物のビールを大量に飲み干したり、そして初の医者役を演じた「死生決断ロマンス」では、直接プロデューサーからのオファーで嬉しかったが、医療用語が難しかったそうだ。出演者やスタッフとは現在もSNSのトークルームで繋がっていて、先日の誕生日にケーキのクーポンがたくさん届いたそうで「1年分のケーキがあります」と爆笑の渦に。最後に「現在の僕のビジュアルで、この年齢で演じられる役であれば役柄に問わず演じてみたい」と、俳優シン・ウォンホの意力的な顔ものぞかせた。
そして、待望のアルバム「W」は116Pの写真集付きで、全て本人プロデュースによるオリジナル新曲が4曲収録。1年前から準備に取りかかったそうで「自身の足りない部分を今までファンの皆さんに見守って頂き、毎年、生誕祭も開催できることにも感謝。僕の声を好きだと言ってくれることにすごく救われたので、これらの曲で皆さんが癒されてほしいという想いで作りました」と制作のきっかけをしみじみ語るシン。会社への提案から実現までオールセルフプロデュースを成し遂げた自信に、成長した大人のシンが垣間見れる。
さらに「自分は20歳の頃CROSS GENEでデビューしたシンと、現在の年齢のシンの間で、迷っている自分を隠さず、音楽やこの写真集で表現しようと思った」と素直に語る彼の誠実さは、こだわりが詰まったこのアルバムで着実にファンへ届いただろう。
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